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ヴァイオリン・ソナタ第5番【春】(ベートーベン) [ベートーベン]

今日は、音楽とは、関係ない話題から・・・

家に帰って、テレビをつけたら、NHKで、天気予報をやっていた。
ふむふむと、見ていたら、アナウンサーが下記のようなこと言った。
「大陸より、春ちゃんが来て、全国的に春ちゃんにおおわれるでしょう・・・」
えっ・・・春ちゃん???
そして、画面を見ると、アニメの女の子の顔(これが春ちゃんらしい)が
日本をおおっている。
えっ、これ、本当のNHKの天気予報???と思っていたら、
妻が言った。
「あれっ、知らないの? 冬将軍もいるんだよ。有名だよ」

皆さん、知ってました?
結構有名なキャラらしいですね。

と、音楽と関係ない話は、このくらいにして、
今日も「春に関係する曲シリーズ」です。

今日の音楽日記は、のだめカンタービレの中でも演奏していたし、
そうでなくても、有名な曲。
ベートーベン作曲のヴァイオリン・ソナタ第5番【春】です。

ここで、あらかじめ断っておこう。
ベートーベンのヴァイオリン・ソナタは、私、
「春」と「クロイツェル」しか、まともに聴いていません。
(すいません。残りの曲も聴いていこうっと)

で、ヴァイオリン・ソナタ「春」なのだけど、
第1楽章の最初の旋律は、すばらしいですね。
流れるような、下降の旋律のあとの、跳躍の部分。
ベートーベンらしくない旋律かも知れないけど、こんな優雅な旋律も書けるのだなあ・・

第2楽章は、一番ベートーベンらしい旋律と、展開かも。

短い第3楽章は、なぜか、私、ピアノソナタ「月光」の第2楽章を思い出します。

でね、第1楽章の主題ももちろん、いいのだけど、
第4楽章の優雅さ、春の雰囲気、
これが、この曲をすばらしいものにしているかもしれない。
この楽章が、もっと、強固な精神の曲だったら、ちょっと、バランスがとれなかったかも・・・
私、結構、この4楽章は、リラックスして聴ける音楽として好きですね。

ベートーベンが命名した訳ではないけど、
やっぱりこの曲のイメージは、【春】だ。
自然の中で、のびのびと、音楽がながれる感じですね

私、最初に聴いた演奏だからかもしれないけど、
この曲の演奏で好きなのは、
D.オイストラフの演奏なのです。
この演奏、甘い演奏ではなく、結構、しっかりした風格ある演奏で、
ちょっと、ごつごつするとこもあるのだけど
そして、イメージとしては、春のような感じがしないのだけど、
でも、聴いていると、自然をイメージできる演奏なのです。
これは、不思議だなあ。
もっと、別の演奏者で、優雅で、甘い演奏もあるのに、
私、D.オイストラフの演奏が好きなのです。(なんでだろう?)


ひょっとして、この曲を
ヴァイオリン・ソナタ第5番【春ちゃん】とか、
呼ぶような日が来るのかも(笑)
でもそれは、あまりにイメージが違う・・・・

さて、次回も、春シリーズです


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コメント 2

なるたる

つまらない書き込みしか出来なくて恐縮です。

この曲も大昔、アップダウンクイズ放映時のロート製薬のコマーシャルで流れていた記憶があります。
ショパンの前奏曲と言い、ワルツと言い、この曲と言い、ロート製薬はクラシック音楽をコマーシャルの中に取り入れるのが巧みです(と言うか広告会社が巧みなだけかも…)。
by なるたる (2009-05-07 21:12) 

みどりのこびとちゃん

ははは、そう言えば、そうかも知れない。
でもこの曲、いろいろなCMで使われていますよね
by みどりのこびとちゃん (2009-05-09 00:40) 

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