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ヴァイオリン協奏曲【四季】(ヴィヴァルディ) [ヴィヴァルディ]

さて、前回の音楽日記は、ワルツ「春の声」を書いた。
ということで、ちょっと「春」に関する曲を何曲か、書いてみようかな・・・
(ははは、単純ですから)
「春」という題名のクラシック音楽も、結構あるし、
「春」に関する曲なんていったら、何曲あるんだろう?

で、まあ、やっぱり、普通のクラシック音楽のファンで、
「春」といったら、最初に思い浮かぶのは、この曲ですよね。
(いやいや、私は、シューマンだ という声が聞こえそうだが(笑))

今日の音楽日記は、ヴィヴァルディ作曲のヴァイオリン協奏曲【四季】です。
有名な曲だけに解説は、不要ですね。
特に、春の冒頭の旋律は、知らない人がいないと思う。

ヴィヴァルディは、作品8として、12曲のヴァイオリン協奏曲を作曲した。
その第1番から第4番までか、それぞれ春夏秋冬となっている。
ということで、春夏秋冬は、別々の4曲なので、
1曲づつ聴いても全然かまわないと思う

さて、私の世代のクラシック音楽ファンは、
【四季】と言えば、イ・ムジチ合奏団の演奏となりますよね。
それに、クラシック音楽の名曲と言えば、
【運命】【未完成】【四季】・・・・
だったかなあ。

このイ・ムジチ合奏団の演奏は、何種類かあったが、
良い意味での本当に普通の演奏だったと思う。

そう、普通の曲は、こういう定番の演奏があって、
ちょっと、刺激的な演奏か、奇抜な演奏が、ちょっと存在するのだが、
【四季】の場合は、バロックの古楽演奏も含めて、
奇抜な演奏・刺激的な演奏が、数多く、出過ぎたことが、悲劇かも知れない。

もちろん、それなりに、面白い演奏が、多いのは、いいかもしれないけど、
ヴィヴァルディの音楽は、きっと、別のとこにあるんじゃあないのかなあ。

マンドリン合奏で、ヴィヴァルディの曲を何曲か、演奏したことがあるけれど、
刺激的より、普通に演奏して、合奏することが、とても楽しい。
同じようなフレーズを何回も書き直しした曲 との酷評もあるけど、
聴くより、演奏してみると、ヴィヴァルディの曲は、楽しいです。

ははは、なんか、へんな方向に話が行ってしまった。
さて、ヴィヴァルディの【四季】、イメージの音楽なので、
魅力的な旋律の宝庫なのだけど、
その中でも、私の好きな箇所は、

夏の三楽章・・・弦楽合奏だけで、雷雨を表現。音符の動きが好きですね

秋の一楽章・・・わくわくしてきませんか?
        ちなみに、ヴィオラだけ弾くと、へんな旋律ですよ(笑)

秋の三楽章・・・このリズムがなんともいえません。

冬の一楽章・・・かっこいいと思います。

冬の二楽章・・・この楽章が嫌いな日とは、いないと思います。
        暖炉の前で、リラックマが、よだれをたらして寝ている感じがします(笑)
        いいなあ、のんびりしていて・・・

まあ、なんか、この曲を聴くぞ、みたいに気合いが入る曲ではないし、
あらためて、刺激的な演奏が出ても、どうしても聴きたいとは、思わないけど、
普通の演奏を聴くと、やっぱり、名曲だなあ、と思う曲でもあります。

さてさて、次回も 春に関係する曲です

追記
 この四季、私、春夏秋冬の4曲を続けて聴くことは、ほとんどありません。
 聴くとしても、一曲づつです。
 で、どうしても、4曲聴けと言われたら、
 冬・春・夏・秋 の順番がいいと思うのだけど・・・
 (グラズノフの四季と同じ順番ですね)


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Cecilia

夜中に目が覚めてしまったので覗いてみました。
私の話題に合わせてくださったようでうれしいです。
私が聴いたあの恐ろしく変わった演奏を聴いた後に普通の演奏を聴いたら非常に落ち着きました。(笑)
何度も聴きたいとは思いませんが。
私はヴィヴァルディってやっぱりもともと刺激的な音楽の人なんだろうなあ・・・と思うのです。
あの時代の刺激的と私たちの刺激的はきっと違うのかもしれませんが。
私がいろいろ影響を受けた皆川達夫さんはヴィヴァルディがお嫌いで、「品のなさが耐えられない。」とまで書いていらっしゃいます。
前はそれが理解できませんでしたが、最近何だかわかるような気がしてきました。
でもそんなに下品だとは思わないですが。

”冬”の2楽章・・・リラックマですか~!(笑)
私、大好きなんです。
実は伊藤園のお~いお茶で当てたレアなぬいぐるみがあります。
お~いお茶の(ぬいぐるみの)ペットボトルを持っているんです!
by Cecilia (2009-04-05 03:39) 

Cecilia

以前ヘンデルの"Venti turbini"でお聴きになっていると思いますが、スピノージとジャルスキーのVivaldiのCDの宣伝動画を貼り付けておきます。
私の記事にある方がコメントくださっていますが、私もスピノージみたいな演奏で「四季」を聴いてみたいです。
http://www.youtube.com/watch?v=v6k8OOJE5kY&feature=channel
by Cecilia (2009-04-05 05:50) 

なるたる

>いやいや、私は、シューマンだ という声が聞こえそうだが(笑)

これは誰のことを言っているのかなw。

シューマンの「交響曲第1番」でもベートーヴェンの「スプリングソナタ」でもストラヴィンスキーの「春の祭典」でもない、飛び切り優雅で美しい曲が私にはいの一番に浮かびます。

ピアノと管弦楽のための超マイナーな曲ですよ、果たして何でしょうw。

by なるたる (2009-04-05 10:30) 

みどりのこびとちゃん

Cecilia さん、コメントありがとうございます。
記事を合わせたことは、合わせたのですが、
この辺で、四季を書こうとは、思っていたのです。

私は、刺激的な演奏、変な演奏、など好きですし、
古楽器演奏も好きなのですが、
ヴィヴァルディの四季は、あまりに、そういう演奏が多く、
ちょっと困ってしまいますね。
昔、カルミニョーラの演奏や、ケネディの演奏などに、
刺激を求めたものですが・・・

リラックマのぬいぐるみ、グッズ、本は、結構、我が家にあります。
うーん、あんな風に生きたい私です。


by みどりのこびとちゃん (2009-04-05 22:46) 

みどりのこびとちゃん

なるたるさん、コメントありがとうございます。

春に関係する
ピアノと管弦楽のための超マイナーな曲って、何だろう。

パルムグレンのピアノ協奏曲第4番か?
バックスの曲か?
なんだろう?


by みどりのこびとちゃん (2009-04-05 22:51) 

なるたる

へへっ、わかんないでしょうw。

曲名はフランス語で「Ode au Printemps」(春への頌詩)と言う曲ですよ。
作曲者はお調べ下さい。
by なるたる (2009-04-05 23:51) 

みどりのこびとちゃん

くやしいなあ・・・ラフだったか・・・
あんまり、くやしいから、次回の音楽日記に書いてしまいましたよ(笑)
by みどりのこびとちゃん (2009-04-06 23:44) 

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