びっくり交響曲(ハイドン) [ハイドン]
さて、今年記念の作曲家シリーズ第2弾です。
今日は、今年、没後200年にあたる作曲家ハイドンの作品を書いてみよう。
ハイドンって、すごいです。なにがって、
やはり、その作品の数ですね。
歌劇 約32曲
交響曲 約104曲
弦楽四重奏曲 約68曲
ピアノソナタ 約60曲
等々・・・
いやいや、きっと、せっせと、王様や貴族の為に、
五線紙に書いて、書いて、また書いていたんだろうなあ・・・
当然、私は、全部の曲を聴いていません。
さて、こんな多くの曲があるけれども、
ハイドンの曲で、有名な曲は、なんだろう?
うーん、少なくとも今日の音楽日記の曲は、有名だろう。
今日の音楽日記は、【びっくり交響曲】です。
そう、眠っている聴衆をフォルテの和音の一撃で、
びっくりさせて、起こす場所があるので有名な曲です。
ドドミミソソミ・ファファレレシシソ・・・・・
の曲ですね。
この曲、知っている人、手を上げてください。
さて、手を上げた、あなた、
本当に、この曲知っているのですよね。
では、ハイドン作曲の【びっくり交響曲】に関するクイズです。
さてさて、何問正解できるかな?
******************************************************************************
問1 この交響曲は、第何番でしょう?
問2 この交響曲は、ハイドンが、どこの国に居た時、書かれたのでしょうか
問3 第2楽章が有名ですが、第1楽章、第3楽章、第4楽章 の主題がわかりますか?
問4 有名な第2楽章ですが、拍子は、2/4 それとも 4/4 ?
問5 ドドミミソソミ・ファファレレシシソ・・・の主題は、最初は、ピアノで、
2回目は、ピアニシモで繰り返します。主題は、ヴァイオリンで演奏ですが、
さて、1stだけでしょうか、 2ndだけでしょうか、1stと2ndの両方でしょうか?
問6 有名な第2楽章(ハ長調)で、眠っている聴衆を起こすためといわれている
和音の一撃ですが、和音(コード)は、なんでしょう?
(ドミソ・ファラド・ソシレ の3択です。さあ、どれ)
問7 モーツァルトの有名な交響曲第41番【ジュピター】とこの【びっくり交響曲】、
作曲年を比べると、どちらが、先に作曲されたでしょうか?
さて、ちょっとマニアックな問題も・・・
問8 ピアノの名手アムランが、この第2楽章をピアノ編曲で弾いています。
それは、誰の編曲でしょうか?
問9 ホフナング音楽祭という冗談音楽で、【びっくり交響曲】が演奏されていますが、
どんな冗談演奏で、聴衆を笑わせているでしょうか?
最後は、真面目にこんな問題です。
問10 眠っている聴衆を驚かすために書いたという話は、本当でしょうか?
*******************************************************************************
では、解答です。
答1 第94番ですね
答2 イギリスです。
答3 ははは、わからない人、多いと思います。
みんな、実際に、聴いて確認してくださいね。
(ちなみに、この記事を書くまで、私も、他の楽章は記憶にありませんでした)
答4 2/4拍子です。
答5 一回目のピアノの演奏は、1stと2ndヴァイオリンの両方で弾き、
二回目のピアニシモの演奏は、1stだけになります
答6 もちろん、この和音では、終止しないので、ソシレの和音です。
答7 【ジュピター】は、1788年作曲。
【びっくり】は、1791年作曲。なので、【ジュピター】の方が早いです。
ちょっと意外かも・・・
答8 アルカンですね(でも、ちょっと今ひとつの編曲かも・・・)
答9 音の調子が狂ってきて、合わせようとすればするほど狂うという演奏です。
(これ、笑えます)
答10 いろいろ説があって、本当の所、わからない。かな?
****************************************************************************
ははは、難しすぎましたか?
これが、全部わかった人がいたら、すごくマニアックな人かも・・・・
まあ、こんなことも知っていなくても、音楽は、楽しめますね。
さて、最後に、まったく根拠もないけど、
問10に対する、みどりのこびとちゃんの考えを書いてみよう。
(眠っている聴衆を起こすために、ハイドンがこの第2楽章を書いたか?)
本によると、ハイドンの最初の下書きには、このびっくりする和音は、なく、
あとで、思いついて、入れたらしい。
そして、ハイドンは、この2楽章を気に入っていたらしい。
うーん、私はですね、眠りから起こそうという意図は、なかったのではないかと、
思うのです。
それより、この2楽章全体が、人を楽しませようと書かれたような気がするのですよ。
だいたい、あのドドミミソソミの主題からして、冗談としか思えない。
そして、後に続く変奏も、なかなか、茶目っ気たっぷりの音楽ですしね。
そう、あの、びっくり和音も、思いつきで、入れたのであって、
眠りから起こそうとは、考えていなかったんじゃあ、ないのかなあ。
眠りから起こそうと、最初から考えたら、
第2楽章をもっとゆっくりな音楽にして、最後の方で、突然、一撃を加えた方が、
効果的だし・・・
なんて、勝手に根拠なく、想像するのもいいものです。
ハイドンの曲、最近の演奏は、刺激的な演奏も多い。
たまには、交響曲から、一曲、通して聴いてみましょう。
ピアノソナタも聴いてみようかな・・・
なんか、今日は、変な音楽日記になったなあ・・・・
まあ、そういう日もあるし
さて、次回も、今年記念の作曲家シリーズです。
誰かな???
今日は、今年、没後200年にあたる作曲家ハイドンの作品を書いてみよう。
ハイドンって、すごいです。なにがって、
やはり、その作品の数ですね。
歌劇 約32曲
交響曲 約104曲
弦楽四重奏曲 約68曲
ピアノソナタ 約60曲
等々・・・
いやいや、きっと、せっせと、王様や貴族の為に、
五線紙に書いて、書いて、また書いていたんだろうなあ・・・
当然、私は、全部の曲を聴いていません。
さて、こんな多くの曲があるけれども、
ハイドンの曲で、有名な曲は、なんだろう?
うーん、少なくとも今日の音楽日記の曲は、有名だろう。
今日の音楽日記は、【びっくり交響曲】です。
そう、眠っている聴衆をフォルテの和音の一撃で、
びっくりさせて、起こす場所があるので有名な曲です。
ドドミミソソミ・ファファレレシシソ・・・・・
の曲ですね。
この曲、知っている人、手を上げてください。
さて、手を上げた、あなた、
本当に、この曲知っているのですよね。
では、ハイドン作曲の【びっくり交響曲】に関するクイズです。
さてさて、何問正解できるかな?
******************************************************************************
問1 この交響曲は、第何番でしょう?
問2 この交響曲は、ハイドンが、どこの国に居た時、書かれたのでしょうか
問3 第2楽章が有名ですが、第1楽章、第3楽章、第4楽章 の主題がわかりますか?
問4 有名な第2楽章ですが、拍子は、2/4 それとも 4/4 ?
問5 ドドミミソソミ・ファファレレシシソ・・・の主題は、最初は、ピアノで、
2回目は、ピアニシモで繰り返します。主題は、ヴァイオリンで演奏ですが、
さて、1stだけでしょうか、 2ndだけでしょうか、1stと2ndの両方でしょうか?
問6 有名な第2楽章(ハ長調)で、眠っている聴衆を起こすためといわれている
和音の一撃ですが、和音(コード)は、なんでしょう?
(ドミソ・ファラド・ソシレ の3択です。さあ、どれ)
問7 モーツァルトの有名な交響曲第41番【ジュピター】とこの【びっくり交響曲】、
作曲年を比べると、どちらが、先に作曲されたでしょうか?
さて、ちょっとマニアックな問題も・・・
問8 ピアノの名手アムランが、この第2楽章をピアノ編曲で弾いています。
それは、誰の編曲でしょうか?
問9 ホフナング音楽祭という冗談音楽で、【びっくり交響曲】が演奏されていますが、
どんな冗談演奏で、聴衆を笑わせているでしょうか?
最後は、真面目にこんな問題です。
問10 眠っている聴衆を驚かすために書いたという話は、本当でしょうか?
*******************************************************************************
では、解答です。
答1 第94番ですね
答2 イギリスです。
答3 ははは、わからない人、多いと思います。
みんな、実際に、聴いて確認してくださいね。
(ちなみに、この記事を書くまで、私も、他の楽章は記憶にありませんでした)
答4 2/4拍子です。
答5 一回目のピアノの演奏は、1stと2ndヴァイオリンの両方で弾き、
二回目のピアニシモの演奏は、1stだけになります
答6 もちろん、この和音では、終止しないので、ソシレの和音です。
答7 【ジュピター】は、1788年作曲。
【びっくり】は、1791年作曲。なので、【ジュピター】の方が早いです。
ちょっと意外かも・・・
答8 アルカンですね(でも、ちょっと今ひとつの編曲かも・・・)
答9 音の調子が狂ってきて、合わせようとすればするほど狂うという演奏です。
(これ、笑えます)
答10 いろいろ説があって、本当の所、わからない。かな?
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ははは、難しすぎましたか?
これが、全部わかった人がいたら、すごくマニアックな人かも・・・・
まあ、こんなことも知っていなくても、音楽は、楽しめますね。
さて、最後に、まったく根拠もないけど、
問10に対する、みどりのこびとちゃんの考えを書いてみよう。
(眠っている聴衆を起こすために、ハイドンがこの第2楽章を書いたか?)
本によると、ハイドンの最初の下書きには、このびっくりする和音は、なく、
あとで、思いついて、入れたらしい。
そして、ハイドンは、この2楽章を気に入っていたらしい。
うーん、私はですね、眠りから起こそうという意図は、なかったのではないかと、
思うのです。
それより、この2楽章全体が、人を楽しませようと書かれたような気がするのですよ。
だいたい、あのドドミミソソミの主題からして、冗談としか思えない。
そして、後に続く変奏も、なかなか、茶目っ気たっぷりの音楽ですしね。
そう、あの、びっくり和音も、思いつきで、入れたのであって、
眠りから起こそうとは、考えていなかったんじゃあ、ないのかなあ。
眠りから起こそうと、最初から考えたら、
第2楽章をもっとゆっくりな音楽にして、最後の方で、突然、一撃を加えた方が、
効果的だし・・・
なんて、勝手に根拠なく、想像するのもいいものです。
ハイドンの曲、最近の演奏は、刺激的な演奏も多い。
たまには、交響曲から、一曲、通して聴いてみましょう。
ピアノソナタも聴いてみようかな・・・
なんか、今日は、変な音楽日記になったなあ・・・・
まあ、そういう日もあるし
さて、次回も、今年記念の作曲家シリーズです。
誰かな???
明おけましておめでとうございます。今年も楽しい話題を待っています。
ハイドンのびっくり交響曲ほか、「ロンドンセット」は好きでよく聴いています。クイズは問5,7,8,9がわかりませんでした。ジュピターの方が早いのですね。この第二楽章は次男が幼稚園の楽器演奏でシンバルをやっていました。ど緊張の息子の顔が懐かしいですね。
いろいろなパロディー演奏がありますが、私が以前TVで見たのは、びっくり和音のところでフルオーケストラがチャイコフスキーの悲愴のffffff位の音を出して、指揮者が指揮台から落ちる演奏(誰だったか?)を覚えています。その前のピアニシモも悲愴と同じくらいのダイナミックレンジでした(笑)。
by Robert (2009-01-07 00:29)
問題はさっぱりわかりませんでした!(笑)
♪ドド・ミミ・ソソ・ミ~♪ですが、これを弾いていた時に娘達が英語で歌ってきました。
♪January,February,March~♪と。(♪November and December♪は♪レファ・ミレ・ドミ・ド♪になります。)
どうも学校で習ったみたいですね。
この曲私は昔サントリーのウィスキーのCMか何かで聴いた記憶があります。
by Cecilia (2009-01-07 08:25)
Robertさん、明けましておめでとうございます。
10問中、6問正解は、すごいです。
だいたい、問8と問9がわかる人は、ちょっといないですよ。
そう、ジュビターの方が、早いのです。
これは、ちょっと、間違えますね。
悲愴が演奏されるパロディは、知りませんでした。
私が、この曲演奏する機会があれば、
あの驚かす、一撃を、ピアニシモにしたりして・・・(笑)
知っている人は、驚くはず・・
by みどりのこびとちゃん (2009-01-07 23:23)
Cecilia さん、コメントありがとうございます。
問題は、ちと、マニアックなものもありますから・・・
英語の替え歌、私は、知りません。
娘に知っているか、聴いてみます。
サントリーのCMで使われていたのは、知りませんでした。
サントリーのCMは、歌詞がない
「ダンダンディダン・・・シュビデュダン・・・」(いいかげんです)
あの曲、よかったなあ。
(すいません、関係なかったですね)
by みどりのこびとちゃん (2009-01-07 23:30)
あっすみません。私の書き方が下手で・・・悲愴の第一楽章のあの部分をパロディーで演奏したのではなくて、悲愴と同じくらいの編成のオケであのびっくり和音(ffffff位の音)を鳴らした演奏です。
一撃のピアニシモは受けるかもしれませんね。
by Robert (2009-01-08 00:12)
フフ、ハイドンの作品のCD、大量に持ってて聴かない曲が多すぎるので、残された人生でたっぷり楽しめるのが嬉しいです。
しかしなんと言う数の多さ。
試しに自分の所有しているハイドンのCDを数えてみたら、何と80枚以上もありましたよ。
でもって、これはオペラを含まないし、有名な曲でも抜けている曲が多分一杯ある。
オタッキーな曲まで含めたら、150枚は優に超えそう…orz。
ハイドンを聴き通すのは、一大決心が要りますねw。
まあ、頑張ります。
サントリーのCMは、愛らしい子犬が街角をさ迷うのが、心に残っています。
by なるたる (2009-01-08 22:16)
ははは、Robert さん、こちらこそ、早とちりで申しわけない。
うーん、冷静になって考えると、びっくり交響曲の主題の後に、
急に、悲愴のあの一楽章の一撃がでてきたら、びっくりするというより、
唖然としますよね(笑)
by みどりのこびとちゃん (2009-01-08 22:41)
なるたるさん、コメントありがとうございます。
うーん、いいなあ、人生の楽しみがいっぱいあって、・・・
でも、突然、タールベルクピアノ全集とか、売り出されて、
それも聴きたくなったりして(笑)
とは、いうものの、私も、結構聴いていないCDあります。
人生の楽しみとなるのか・・・・
子犬のCM よかったです ハイ
by みどりのこびとちゃん (2009-01-08 22:43)
ホントにタールベルクのピアノ曲全集とツェルニーのピアノ曲全集は、あったら絶対聴きたい。
金太郎飴でも良いから聴きたいw。
by なるたる (2009-01-08 23:07)
ハイドンの交響曲はとても演奏が難しいという話を、オケをやっている友人から聞いたことがあります。主題があちこちの楽器に飛んだり、していて聞いているよりずっと難しく「サマにならない」のだそうです。この話を聴いて「告別」のスコアをみたら、わずか4-5段のところが多く、驚きました。
この曲や「時計」「ロンドン」など、そしてそのほかの多数のNamed Symphonyは好きでポータブルプレイヤーでよく聴いています。
by Robert (2009-01-08 23:53)
ハイドンは、確かに、ちゃんと演奏できないと、
「さまにならない」演奏になりますね。
音が少ない方が、演奏は、難しい・・・・
by みどりのこびとちゃん (2009-01-10 00:40)
そろそろハイドンの交響曲全曲にチャレンジしようと思ってます。
果たしてどこまで聴き通せるのか、一体何年かかるのか。
自分でも全く自信ありませんw。
多分途中で挫折するんだろうな…。
遺された人生余り長くないし、困ったもんだ…orz。
by なるたる (2010-01-16 19:14)
ハイドンの交響曲全曲かあ・・・
私も、遺された人生余り長くないし・・・
なにか、全曲シリーズに挑戦しようかなあ
by みどりのこびとちゃん (2010-01-20 22:52)