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ピアノ三重奏曲 第2番(メンデルスゾーン) [メンデルスゾーン]

あけましておめでとうございます。
今年も、『みどりのこびとちゃんのクラシック音楽日記』
よろしくお願いします。

今年も、書きたい曲を勝手に書いていくつもりです(笑)
まあ、今年は、
シリーズ物で統一を図ろうとか、
室内楽と声楽を増やしていこうとか、
やっぱり、ピアノ曲中心でいこうとか、
いろいろ考えてはいるのですが、
多分、また適当になるんだろうなあ・・・

さて、今年、最初の曲です。
今年は、
ハイドン(没後200年)とメンデルスゾーン(生誕200年)
年だそうだ。
(アルベニスも没後100年だし、ヴィラ=ロボスも没後50年 なんなんだけど・・・)

ということで、昨年から、書こう書こうと思っていた、
メンデルスゾーンの曲を書いてみよう。

ちょっと前(もちろん昨年です)だけど、朝のBSで、室内楽の演奏をやっていた。
朝、会社に行く前に、よくこの番組を見るのだけど、
そんな中、ちょっと聴いて、すごく気に入った曲があったのです。

それが、メンデルスゾーン作曲のピアノ三重奏曲第2番です。
私は、メンデルスゾーンの室内楽をすべて聴いているわけではない。
聴いていたものも、メンデルスゾーンの室内楽は、
いままで、なんとなくしか聴いていなかったし、
メンデルスゾーンのイメージから、
まあ、サロン風の聞きやすい音楽程度にしか、思っていなかったのです。
(どうしても、メンデルスゾーンというと、あのヴァイオリン協奏曲のイメージが・・・)

でも、室内楽というのは、歳をとると、聴き方が変わるもんで、
メンデルスゾーンの室内楽は、サロン風の曲ではなく
なかなか、音楽の楽しみを与えてくれるし、
情熱的で、すばらしい音楽と思えるようになったのです。

メンデルスゾーンのピアノ三重奏曲は、2曲あり、第1番の方が、有名らしい。
(す、すいません、一番も、先日初めて聴きました。うん、これもいいです)
この第2番は、渋い音楽との評論もあるけど、
私には、渋くは感じられない。
音楽の喜びと演奏する楽しみを思う存分、
発散している、ロマン派の音楽だと思うし、
渋いというより、情熱的な音楽とも思う。

第1楽章・・・渋いだけでなく、とても情熱的だと思うのだけどなあ、。
       ピアノの動きは、なかなか、激しい。
第2楽章・・・速度は、ちょっと速いけど、美しいだけでなく、とても深い情感もある。
       こういう音楽、実は、好きです
第3楽章・・・細かい動きのスケルツォです。なかなか、かっこいい
       合わせるのは、難しそう
第4楽章・・・この楽章が、一番気に入りました。室内楽は、こうでなくっちやあ
       主題と、コラールの組み合わせが、すばらしい。
       とても、力強い楽章です。

こういう曲と、出会える喜びが時々あるから、音楽は、いいなあ・・・

しかし、室内楽というのは、なかなか深い味わいがあるもんです

さて、今年の抱負です。
・このブログをちゃんと書くこと。(ピアノ曲・室内楽・声楽曲もバランスよく聴くぞ)
・ピアノの練習を真面目に。(昨年は、あまりさわってない(涙))
・マンドリンオケの演奏会。(毎年、大変ははは)
・趣味の作曲もちょっとやろうかと(これはあくまで趣味です。ブログにのせるか?)
・ちょっとだけ、仕事もちゃんとやります。(これも言っておかなくては・・・)
・でもやっぱり、健康第一(普通だなあ・・)

ははは、なんだかなあ・・・

とにかく、皆様、今年もよろしくお願いします。

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コメント 6

Cecilia

あけましておめでとうございます!
サロン風でもメンデルスゾーン、大好きです!
昨日義母にもらった図書券でメンデルスゾーンの楽譜を買おうか悩みましたが、結局漫画にしてしまいました。(楽譜だと予算オーバーになるので。)
でも近いうちに買いたいです。
今年もみどりのこびとちゃんの記事を楽しみに拝見させていただきます!
音楽活動、頑張ってくださいね♪
私もピアノを真面目にやらなくては・・・。
by Cecilia (2009-01-03 09:14) 

朱音

メンデルスゾーンの曲はヴァイオリン協奏曲と無言歌(?)
くらいしか聞いたことないです・・・。
今度聞いてみようと思います♪

by 朱音 (2009-01-03 09:50) 

なるたる

メンデルスゾーンの室内楽も大好きな私としては、とても嬉しいお話です。

ピアノトリオは、仰るように第1番のほうが圧倒的に有名で、ファンは沢山います。
まずメンデルスゾーンのピアノトリオと言えば第1番を挙げる人が絶対的に多く、彼の室内楽曲の代表ともなっています。
旋律がロマン的で心に残り、良い意味で通俗的だからなのでしょう。

翻って第2番は、その比較的地味な旋律から、「通好み」の曲となっているようです。
確かに第1番に比べれば、ぱっと分りやすく親しみやすい旋律ではなく、とっつきにくい曲なのかもしれません(あくまで比較の問題で、私にはどちらもロマンチックで情緒に溢れた曲なのですが)。
でも、仰るようにこの曲には第1番を上回る情熱があります。
口当たりは辛(から)いけど、スケールの大きい、はるかに大人の音楽、内容のより深い音楽だと思います。
私はどちらも好きです。

この曲で私の知った(気ずいた)面白い点をいくつか。

第4楽章冒頭の弦で演奏される旋律は、ブラームスがそのピアノソナタ第3番の第3楽章冒頭のアルペジオでより拡大された音階で使用しています。
是非ご確認ください。

同じく第4楽章の中間部の主題(曲の終結で力強く強調されます)の前半はショパンの幻想即興曲の中間部の主題冒頭にそっくりです。

ともあれ、メンデルスゾーンの室内楽は豊富で、私たちに聴く愉しみを与えてくれます。
ヴァイオリンソナタ・チェロソナタ・弦楽四重奏曲・弦楽五重奏曲・ピアノ四重奏曲・弦楽八重奏曲など、まだまだ素晴らしい曲は数多くあります。

これはシューベルトとブラームスとシューマンとドヴォルザークの室内楽曲にも言えることです。
これらの作曲家の様々な室内楽を聴くことは、私にとって無上の喜びでもあります。

by なるたる (2009-01-03 19:39) 

みどりのこびとちゃん

Cecilia さん、コメントありがとうございます。
メンデルスゾーン いいです。
私は、最近、よく聴くようになりました。
素直な音楽だけだと思っていましたが、実は、
情熱家でもあり、理論家でもあるみたいです
by みどりのこびとちゃん (2009-01-03 22:50) 

みどりのこびとちゃん

朱音さん、コメントありがとうございます。
メンデルスゾーンのピアノ三重奏曲 いいですよ。
是非聴いてください。
(聞きやすさからいうと、第1番の方が聴きやすいと思います)
ピアノ曲も無言歌だけでなく、フーガなんていいですよ
(ははは、私も最近知ったのですが・・・)
by みどりのこびとちゃん (2009-01-03 22:52) 

みどりのこびとちゃん

なるたるさん、メンデルスゾーンのピアノ三重奏曲は、
第1番も第2番もいいです。
第1番も聴きやすくて、まとまっていて、でも感動的でいいです。

ただ、第2番は、なぜか、初めて聴いて、感動しましたね。

ブラームスのピアノソナタ第3番の第3楽章
ははは、そうそう、これと、そっくりですね。
言われて気が付きました。
(ちなみに、この曲の終楽章好きです)
なんか、聴いたことあったと思ったんだよなあ・・・
by みどりのこびとちゃん (2009-01-03 23:07) 

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