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金の粉(サティ) [サティ]

最近、車の中で、クラシックを聴いていると、娘が、よく、
これは、どんな音楽なの?
聞いてくる時がある。
例えば、スメタナの「モルダウ」とか聞いていれは、
ここは、川の、どの場面で、うんたらこうたら・・・とか
例えば、R.シュトラウスの「アルプス交響曲」とか聞いていれば、
ここは、山の、どの場面で、うんたらこうたら・・・とか
自信をもって、言えるのだけど、
実は、音楽は、そんな風に、説明できない曲の方が、圧倒的に多い。

そんな時、自分のイメージを話す方が、いいのか、
その曲のバックグランドを話す方がいいのか、迷って、
いろいろ、うんちくを言っていると、
娘とかみさんから、「話が長い・・・」と言われる。
うーん、そんなこと言ったって、音がは、一言で、言えないよ・・・(涙)

さてさて、そんなことは、どうでもいい。
ちょっと前だが、夜中に、テレビを見ていたら、
サティの曲に合わせて、当時のいろいろなことを
再現しながら、サティを紹介していた。

いやいや、なんとく、みていたのだけど、
ちょっと面白かったなあ。

サティという人の音楽感は、言葉にするのは難しい。
それに、題名があっても、それは、言葉にすぎないし、
曲の本質を言い当てるなんて、ことは、無意味の場合が多い。
それこそ、イメージが重要だ。
というより、イメージもなく、音そのものが、浮遊しているかもしれない。

そんな感じの音楽は、有名な、ジムノペディやグノシエンヌなんかがあるけど、
今日は、もっと、サティの世俗的な曲を書こう。

今日の音楽日記は、昔この音楽日記でも書いた
おまえが欲しい」と同じ系列の曲
魅力的なワルツ【金の粉】です。

この曲、もともとは、管弦楽用に作曲されたらしい。

サティが、当時のミュージックホール用に書いた、世俗的な曲だけど、
なぜか、今聞いても、魅力的に聞こえる。
当時の雰囲気のイメージが伝わってくるようだ。

ゆっくりしたワルツで、特別なことはしていない。
シンコペーションされたワルツ主題が、なんともしれない感じをだしている。

中間部のワルツの楽譜には、「恋にやつれたように」という指示があるそうだ。
うーん、どんな弾き方をすればいいんだろう?
これは、悩みます。ハイ

こんな、シャンソンの曲だけど、サティさん、いい味だしてますね。


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