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四季より10月【秋の歌】 (チャイコフスキー) [チャイコフスキー]

さて、このブログを読んでいる皆さんは、
ロシアの大作曲家、チャイコフスキーは、もちろん知っていますよね。

交響曲【悲愴】・バレエ音楽【白鳥の湖】・ピアノ協奏曲第1番・・・等々
名曲と呼ばれる曲が、目白押しだ。
そして、その音楽は、日本人の心にとても合っているとも・・・

でも、チャイコフスキーの音楽は、私にとっては、なかなか難しい。
決して、悪くはないのですよ。
というより、どちらかというと、
実演で聞く、交響曲やバレエ音楽は、本当に感動的だし、
CD等で聞いていても、引き込まれることもある。

でも、時々、チャイコフスキーの音楽に、なにかの嫌味を感じる時もあるのです。
何か、人工的に着飾ったような、そんな感じになる時もあるのです。

なんでだろうなあ・・・

多分、音楽が、あまりによく書きすぎてあって、
音楽に嫉妬するのかもしれない。
うーん、この感覚を言葉で書くのは、難しいなあ。
でも、決して、嫌いな作曲家ではないし、音楽もすばらしいと思う。

なんか、前書きが長くなった。
今日の音楽日記は、チャイコフスキーが、ピアノの為に書いた小品集
12曲からなる【四季】より、
10月の「秋の歌」です。
(まあ、今が10月ですので・・・なんと安易な選曲だ(笑))

この曲集は、一ヶ月毎に一曲づつ書かれたものをまとめたもので、
技術的には、ちょい易しいし、小品だが、なかなか魅力的な曲がある。
この音楽日記では、12月「クリスマス週間を以前書いた。

10月の「秋の歌」だが、
アンダンテで、チャイコフスキー特有の、とても甘い旋律が、歌われる。
ただそれだけの曲だが、
今の時期、ちょっと聴くには、なかなか、いい曲です。
この曲、分厚い和音と、オブリガートつけて、
管弦楽で演奏したら、いい雰囲気だろうなあ

この曲、叙情的なのですが、
あんまり、ゆっくり演奏しない方が、私は好きだ。
それでも、秋の淋しい雰囲気が十分伝わる

そう、この曲なら、ちょっとは、自分でピアノで音を出して、弾ける。

今日は、ピアノをちょこっとさわって、
チャイコフスキーの【四季】を聴いて、早く寝よう。

さてさて、もうすぐ演奏会。
わくわくするなあ・・・・

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コメント 2

なるたる

この曲、結構好きです。
感傷的ですが、情緒は大変深い。
秋の深まった頃の深夜にひっそりと聴くのがうってつけです。

テクニック的だけならば、私でも辛うじて弾けそうw。
でも、「聴かせる」演奏は到底無理ですけれどね。

チャイコフスキーの音楽は、全体的に過度のセンチメンタリズムが鼻について、苦手意識が強いです。
ベタベタと湿った情緒は、余り気持ちの良いものではありません。
演歌的とも言えるのかな…。

私が個人的に一番好きなのは、ピアノ三重奏曲「ある偉大な芸術家の思い出のために」です。
あの曲は本当に素晴らしいと思います。

by なるたる (2008-11-28 22:09) 

みどりのこびとちゃん

チャイコフスキーは、私にとって、ちょっとやっかいです。
とてもいいと思う時もあるし、交響曲の4番5番あたりは、
時々、なんか、受け付けない時もある。
でも、いいと思う時もあるのですが・・・

この「秋の歌」は、言われるように、ひっそり聴くのがいいです。

ピアノ三重奏曲・・・ああ、いい曲です。
でも最近、全然これ、聴いてなかった。
ちょっと、CD取り出すか
by みどりのこびとちゃん (2008-11-29 00:48) 

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