練習曲集【音の絵】より作品３９－１（ラフマニノフ）

またまた、更新の間隔が空いてしまった。
申しわけないです。
しかし、音楽をゆっくり聴く時間がないと、
ちょっとだけ、いらだってくる私なのです。（いかんなあ・・・）

さて、先日は、娘の学校の文化祭だった。
通っている学校には、立派なチャペルがあるのだが、
（音楽関係でない、普通の私立の学校ですよ）
文化祭の間、そこで、音楽関係のクラブは、演奏会をしている。
クラシックギター部・弦楽部・吹奏楽部が演奏会をして、それらも聴いたのだが、
朝の早い時間に、生徒達の中から、オーデションで選ばれた人達が、
ピアノや、歌やチェロなどを弾くというので、
音楽好きな私は、朝一番から、聴きに行った。
いやいや、ショパンのワルツから、トスティの歌曲、
さらに、サンサーンスのチェロ協奏曲の第１番まで、
いろいろな曲を楽しめた。
そんな、楽しい演奏会の最後の曲は、高３の生徒が弾いた
ラフマニノフの練習曲集【音の絵】より作品３９－１だった。
いやいや、立派な演奏だったなあ・・・

ということで、家に帰って、久々に、ラフマニノフの練習曲集【音の絵】を聴いてみた。
分厚い和音や、ラフマニノフ節が随所にあったり、
曲毎に、なかなか、変化があっておもしろい。
（ただ、私ごときのいいかげんピアノ弾きには、まったく手がでません）
そんな中、今日の音楽日記は、
ラフマニノフの練習曲集【音の絵】より作品３９－１です。

この曲、作品３９の最初の曲なのですが、
イメージとしては、音の塊が、寄せては引いて、みたいな感じだなあ。
ラフマニノフというと、甘い旋律というイメージがあるけど、
この曲は、音の絵という名前にとてもあっている。
五線紙というキャンパスに、色を感情のおもむくままに、書いた。
そんな曲です。

そんな感じなので、私は、この練習曲集は、ちょっと、
感情におもむくままに、弾く演奏が好きだ。
（練習曲だから、違うかもしれないけど・・・）

この曲の譜面を見ると、それだけで楽しい。
風景が見えてくる譜面だ。

旋律を聴こうとしては、いけない。
全体を大きく聴いて、はじめてよさがわかるかな？

こんなピアノ曲を弾けたら、楽しいだろうなあ・・・
なんて、考えると、
歳をとったけど、ちょっとやっぱり、ピアノをもう少し、まじめに練習しようかしら
なんて、無謀なことを思ったりする。
うーん、ちょっと、勇気がないかな（笑）

次回は、いよいよ、私の演奏会の宣伝でも書くかな・・・

コメント 4

お忙しそうですね！
演奏会の宣伝の記事も楽しみにしております。
東京のお友達（ブログの）には軽くお勧めしておきましたが、他の方にも宣伝しておこうかな？
よくコメントくださる方が何とかマンドリン（ポルトガル・マンドリンみたいなやつ）を演奏されるようなので、その方にもお知らせしようかな？？
ラフマニノフはピアノ協奏曲やヴォカリーズなど大好きですが、あんまりいろいろ聴いていません。
もちろんこれも聴いてないですね～。
これから聴きます。


by Cecilia (2008-09-26 10:48) 

今回の相聞花伝コンサートで、高橋絵里さんが、「リラの花」と「音の絵より」を弾きました。０８年の冬作品に掲載する予定なので、よかったら聴いてみてください。相聞花伝ブログに今回のコンサートの総評を書いてもらっていますが、その中に「音の絵より」の感想も書いてあります。よかったら、こちらも見てみてください。

http://blog.so-net.ne.jp/soumon_kaden/2008-09-25

by soumon-kaden (2008-09-26 13:44) 

Cecilia さん、コメントありがとうございます。
友達に、演奏会、宣伝しておいてくださいね（笑）
なんせ、ホールが大きいので・・・

ラフマニノフ、いろいろな気分の曲があります。
この音の絵は、ちょっと一回聴いただけでは、
とっつきにくいかも・・・
でも、なかなかの曲がそろってますよ
by みどりのこびとちゃん (2008-09-27 00:58) 

soumon-kaden さん、コメントありがとうございます。
そちらのブログも読まさせてもらいました。

しかし、いろいろな音楽を演奏なさるのですね。
おもしろそうなコンサートです。
いつか、聴いてみたいです。
by みどりのこびとちゃん (2008-09-27 01:00)