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チェロ協奏曲 第4番(クレンゲル) [クレンゲル]
ここ何回かは、ピアノ小品好きの私が、ずっーとチェロ協奏曲シリーズを書いている。
そう、それは、実は、今日紹介する曲の布石だったのだ(なんてね・・・)
クレンゲルという作曲家を知っていますか?
この音楽日記では、この作曲家では、
12人のチェロの為に書かれた【賛歌】という曲を過去に書いた。
クレンゲルという人は、1859年生まれのドイツの作曲家で、
チェリストでもあったらしい。
チェロの練習曲もあり、チェロを学習している人の中では、有名らしい。
ただ、普通のクラシックファンには、なじみがまったくない名前だろう。
私も、最近まで、名前こそ知っていたが、曲としては、【賛歌】しか知らなかった。
この【賛歌】という曲は、とてもとてもすばらしい旋律の曲で、
聴いたことのない人は、一回聴く価値は、あると断言できます
この人の書いた、チェロ協奏曲は、絶賛している人がいたので、
いつか聴こうと思っていたのですが、
ちょっと前に、横浜の新星堂で、このクレンゲルのチェロ協奏曲ばかり、
3曲入ったCDがあったので、即座に買ってしまいました。
だいたい、知られざる名曲 なんて、いうのは、なかなかなくて、
90%は、期待を裏切られるのですが、
この3曲のチェロ協奏曲は、すばらしい。
今日の音楽日記は、クレンゲル作曲のチェロ協奏曲第4番です。
曲は、3楽章からなり、約30分の曲だ。
もう、第一楽章の冒頭のチェロの旋律から、いいんだなあ・・・これが。
雄大で、朗々と歌う、ちょっと演歌ぽいけど(笑)、感情移入できる音楽だ。
第二楽章は、アンダンテ、
チェロが、美しい音楽を奏でていく。とても幸せな気分だ。
第三楽章は、お約束のアレグロ
でも、ここでも、リズミカルな音楽なのですが、
気品を忘れない音楽となっている。
でも全体を通して、単に甘ったるいだけでなく、そこは、ドイツの音楽家という
感じがいいんだなあ。
まあ、騙されたと思って、この曲、聴いて無い人は、是非聴きましょう。
さて、第一楽章を聴くと、面白い部分がありますよ。
第二主題が歌われ、その後半の部分は、普通に聴くと、普通の音楽なのですが、
その後展開され、管弦楽の総奏になると、
これが、有名なあのチャイコフスキーの交響曲の旋律と
そっくりさんになっちゃうんだなあ、これが(笑)
ははは、もちろん、わざとではないと思うけど、
クレンゲルさん、恥ずかしくもなく、よくやるなあ。立派です。
この曲が無名なのは、なぜだろう?
作曲年が1903年という年代のせいかもしれない。
でも、保守的な音楽だけど、いいじゃあないか。
ということで、聞き所満載のこの曲。お勧めです。
さて、チェロ協奏曲シリーズは、一旦終了予定だったのですが、
あと一曲だけ、次回書きます。
追記
連休は、岩井海岸に、マンドリンオケの合宿練習だあ・・・
そう、それは、実は、今日紹介する曲の布石だったのだ(なんてね・・・)
クレンゲルという作曲家を知っていますか?
この音楽日記では、この作曲家では、
12人のチェロの為に書かれた【賛歌】という曲を過去に書いた。
クレンゲルという人は、1859年生まれのドイツの作曲家で、
チェリストでもあったらしい。
チェロの練習曲もあり、チェロを学習している人の中では、有名らしい。
ただ、普通のクラシックファンには、なじみがまったくない名前だろう。
私も、最近まで、名前こそ知っていたが、曲としては、【賛歌】しか知らなかった。
この【賛歌】という曲は、とてもとてもすばらしい旋律の曲で、
聴いたことのない人は、一回聴く価値は、あると断言できます
この人の書いた、チェロ協奏曲は、絶賛している人がいたので、
いつか聴こうと思っていたのですが、
ちょっと前に、横浜の新星堂で、このクレンゲルのチェロ協奏曲ばかり、
3曲入ったCDがあったので、即座に買ってしまいました。
だいたい、知られざる名曲 なんて、いうのは、なかなかなくて、
90%は、期待を裏切られるのですが、
この3曲のチェロ協奏曲は、すばらしい。
今日の音楽日記は、クレンゲル作曲のチェロ協奏曲第4番です。
曲は、3楽章からなり、約30分の曲だ。
もう、第一楽章の冒頭のチェロの旋律から、いいんだなあ・・・これが。
雄大で、朗々と歌う、ちょっと演歌ぽいけど(笑)、感情移入できる音楽だ。
第二楽章は、アンダンテ、
チェロが、美しい音楽を奏でていく。とても幸せな気分だ。
第三楽章は、お約束のアレグロ
でも、ここでも、リズミカルな音楽なのですが、
気品を忘れない音楽となっている。
でも全体を通して、単に甘ったるいだけでなく、そこは、ドイツの音楽家という
感じがいいんだなあ。
まあ、騙されたと思って、この曲、聴いて無い人は、是非聴きましょう。
さて、第一楽章を聴くと、面白い部分がありますよ。
第二主題が歌われ、その後半の部分は、普通に聴くと、普通の音楽なのですが、
その後展開され、管弦楽の総奏になると、
これが、有名なあのチャイコフスキーの交響曲の旋律と
そっくりさんになっちゃうんだなあ、これが(笑)
ははは、もちろん、わざとではないと思うけど、
クレンゲルさん、恥ずかしくもなく、よくやるなあ。立派です。
この曲が無名なのは、なぜだろう?
作曲年が1903年という年代のせいかもしれない。
でも、保守的な音楽だけど、いいじゃあないか。
ということで、聞き所満載のこの曲。お勧めです。
さて、チェロ協奏曲シリーズは、一旦終了予定だったのですが、
あと一曲だけ、次回書きます。
追記
連休は、岩井海岸に、マンドリンオケの合宿練習だあ・・・
2008-09-12 00:39
nice!(0)
コメント(4)
くどくどと感想が長くなるといけないんで、クレンゲルのチェロ協奏曲について感想を一言。
「クレンゲル万歳!」。
これに尽きます。
疑問に思ったこと。
チェロ協奏曲は2曲しかないのに、何故に1番と4番なんだ?
2番と3番は何処へ行った?
分る人教えてください。
ロマン派のマイナーなチェロ協奏曲は色々聴いたけど、最近また新しい曲を発見。
フィッツェンハーゲン(1848-1890)のチェロ協奏曲第2番。
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=2605323
なかなか期待が持てそうです。
良かったら感想を入れましょう。
後、ライネッケのチェロ協奏曲とチェロソナタの評判が高いけど、残念ながら絶版で手に入りませんorz。
by なるたる (2008-09-13 00:56)
「クレンゲル」万歳ですか(笑)
まったく、そうです。
そうそう、第4番というのは、なんでだろう?
とは、私も思っていた疑問です。
フィッツェンハーゲン???知らないです・・・
by みどりのこびとちゃん (2008-09-13 01:25)
クレンゲルのチェロ協奏曲は、チェロの独奏部分は勿論だけど、管弦楽のトゥッティ(全奏)にも魅力的で心奪われる旋律は多いですよね。
管弦楽法は巧みな感じがします。
彼が交響曲を含む管弦楽曲を作曲したかどうか分かりませんが、あれば
是非聴いてみたい、でも多分無いでしょうね。
フィッツェンハーゲンのチェロ協奏曲、聴いてみましたよ。
曲の解説にもある通り、シューマンのロマン性にドヴォルザークの通俗性を足したような音楽でした。
サービス精神に溢れて、割りと気楽に愉しんで聴ける。
旋律は十分美しいし、クライマックスの盛り上がりもなかなかです。
良い意味で折衷主義。
まあ悪くはないです、よろしければ落穂拾いでどうぞ。
by なるたる (2008-09-17 11:56)
フィッツェンハーゲンのチェロ協奏曲!!!
ははは、知りません。
うーん、これも、聴かねば・・・・
by みどりのこびとちゃん (2008-09-20 01:43)