チェロ協奏曲 第1番(サンサーンス) [サンサーンス]
最近、チェロ協奏曲のシリーズを書いているが、
書き始めて、改めて、私って、クラシック音楽が好きなんだなあ・・・
と思ってしまった(笑)
いやいや、マイナーなチェロ協奏曲以外は、一応、
ほとんど聴いているんだなあ、これが・・・
(でも、ピアノ協奏曲は、結構マイナーな曲まで、聴いているかも)
今日の曲もチェロ協奏曲の中では、有名だ。
この曲、私は、確か、最初にFM放送で聴いて、
カセットテープに取って聴いていた気がする。
その演奏は、誰だったのだろうなあ?
今日の曲は、サンサーンス作曲のチェロ協奏曲第1番です。
この曲、大曲ではない。
20分弱の曲で、チェロ協奏曲の中では、短い曲の方だ。
でもですね、小品好きな私にとっては、丁度いい長さの曲で、
この曲、ぴりりと引き締まった、とても洗練された曲だと思う。
この曲、一楽章で書かれていますが、
全体で、三つの部分に分かれています。
(三楽章と書いてある本もありますね)
私が大好きなのは、短い第2楽章の部分です。
古典的なかわいらしい主題が、一貫して流れる中、
チェロが自由に動く。この部分は、さすが、サンサーンスだ。
最初の主題が、最後の楽章でも、演奏され、展開されるが、
聴く人によっては、ちょっとこの展開は、しつこいかな(笑)
最後は、あっさり終わる
サンサーンスは、いろいろな曲を書いている。
このチェロ協奏曲第1番は、サンサーンスの代表作ではないかもしれないが、
聴きやすい、スムーズな音楽の流れの曲だ。
さて、サンサーンスは、チェロ協奏曲を2曲書いており、
どの本を読んでも、
第2番は、第1番より劣るとか、傑作ではないとか、駄作とか書いてある。
うーん、そう言われると、聴いてみたくなるなあ・・・
ということで、先日、初めて聴いてみました。
ははは、確かに、最初の主題が、魅力的でないとか、
構成のまとまりが、ちょっとかもしれないけど、
そんなに、否定するほどの駄作ではないと思うけどなあ・・・。
音楽の流れは、さすが、サンサーンスだと思う。
さてさて、次回で、チェロ協奏曲シリーズは、ちょっと一休みにしよう。
次回は、最近知った、素晴らしいチェロ協奏曲です。
書き始めて、改めて、私って、クラシック音楽が好きなんだなあ・・・
と思ってしまった(笑)
いやいや、マイナーなチェロ協奏曲以外は、一応、
ほとんど聴いているんだなあ、これが・・・
(でも、ピアノ協奏曲は、結構マイナーな曲まで、聴いているかも)
今日の曲もチェロ協奏曲の中では、有名だ。
この曲、私は、確か、最初にFM放送で聴いて、
カセットテープに取って聴いていた気がする。
その演奏は、誰だったのだろうなあ?
今日の曲は、サンサーンス作曲のチェロ協奏曲第1番です。
この曲、大曲ではない。
20分弱の曲で、チェロ協奏曲の中では、短い曲の方だ。
でもですね、小品好きな私にとっては、丁度いい長さの曲で、
この曲、ぴりりと引き締まった、とても洗練された曲だと思う。
この曲、一楽章で書かれていますが、
全体で、三つの部分に分かれています。
(三楽章と書いてある本もありますね)
私が大好きなのは、短い第2楽章の部分です。
古典的なかわいらしい主題が、一貫して流れる中、
チェロが自由に動く。この部分は、さすが、サンサーンスだ。
最初の主題が、最後の楽章でも、演奏され、展開されるが、
聴く人によっては、ちょっとこの展開は、しつこいかな(笑)
最後は、あっさり終わる
サンサーンスは、いろいろな曲を書いている。
このチェロ協奏曲第1番は、サンサーンスの代表作ではないかもしれないが、
聴きやすい、スムーズな音楽の流れの曲だ。
さて、サンサーンスは、チェロ協奏曲を2曲書いており、
どの本を読んでも、
第2番は、第1番より劣るとか、傑作ではないとか、駄作とか書いてある。
うーん、そう言われると、聴いてみたくなるなあ・・・
ということで、先日、初めて聴いてみました。
ははは、確かに、最初の主題が、魅力的でないとか、
構成のまとまりが、ちょっとかもしれないけど、
そんなに、否定するほどの駄作ではないと思うけどなあ・・・。
音楽の流れは、さすが、サンサーンスだと思う。
さてさて、次回で、チェロ協奏曲シリーズは、ちょっと一休みにしよう。
次回は、最近知った、素晴らしいチェロ協奏曲です。
さあて3曲目だ。
これも意外な選曲。
予想は外れっぱなしw。
第1楽章のケレン味たっぷりの出だし。
短い時間の中での展開はなかなかのものがありますよ。
流麗、優美、手堅くまとまり軽妙・洒脱、いかにもサン=サーンスらしい伸びやかな旋律ですね。
第2楽章。
親しみやすい旋律、ちょっと技巧的な部分もあるけど、悠長で小洒落た雰囲気は宜しい。
最後は思わせ振りですがね。
第3楽章。
ここでも曲想は軽い。
ゆっくりした部分はあっても、全体に停滞することがなく、スムースな曲運び。
一つの旋律をねちっこくこねくり廻して興ざめになるところもなく、あくまで
颯爽と曲が流れて行く。
良いですね、このスピード感、見通しの良さ。
全体に重々しくならず、極めて聴きやすい。
長さも手頃で、なにより音の運びに変に気負ったところがなく、気持ちよく聴き通せる。
意味もなく深刻にならずに、押し付けがましくも思わせ振りでもなく、かと言って軽薄でもなく、聴いていて妙なストレスが堪らない。
多少俗っぽいところはありますが…。
ここいらが、ドヴォルザークともエルガーとも違うところ。
特にエルガーなんかはこの洒脱さを学んで欲しいw。
サン=サーンスの曲は聴く愉悦に満ちていると思います。
両者に比べれば、妙な緊張を強いてこないだけ健康的。
とにかく流麗、聴いた後の爽快感と言う点では3曲中1番。
この曲に重みとか、精神性を期待してはいけません。
深く考えるべきではありません、ライト級の軽い曲なのですから…。
楽しくひと思いに聴き通し、あっけらかんとした気持ちに浸る曲だと思います。
でも3曲中ではこの曲が1番の評価なのね、ちょっと寂しい感じがしないでもない。
もっとこうガツンと腹に来る、聳え立つような精神性と技巧を兼ね備えた曲があっても良かった。
シューマンを取上げないのはいかにも片手落ちのような気もいたしますw。
by なるたる (2008-09-09 21:41)
えっーと、この曲、チェロ協奏曲シリーズの4曲目なのですが(笑)
サンサーンスのこの曲は、おっしゃる通り、ライト級です。
そのライトさ、がとてもいいですよね。
次回は、あのチェロ協奏曲ですが、
その次は、このシリーズのアンコールとして、
シューマンのチェロ協奏曲も書いちゃいましょう。
(私も、シューマン取り上げないのは、片手落ちと、少し思ってはいました)
by みどりのこびとちゃん (2008-09-10 00:26)
いけねぇ、ハイドン勘定に入れてなかったw。
大変失礼いたしました。
by なるたる (2008-09-10 02:16)