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アルプス交響曲(R.シュトラウス) [シュトラウス(リヒャルト)]

さて、私は、クラッシック音楽のテレビ番組は、よく見ていると思う。
民放では、あまり、ないのだが、
NHKは、教育やBSで、いろいろやってくれるので、
録画して、暇な時に見ている。
最近では、「ヨハネ受難曲」の初演バージョンもおもしろったし、
先日は、カラヤンの特集を一日やっていたのを見たが、
いろいろ考えさせられる内容だった。

さて、今日は、家族で、近場にイチゴ狩りに、ちょっとドライブして、
夜、家に帰ってから、N響アワーを、ぼーっと見ていた。
今日は、わりあいメジャーな曲を紹介していたが、
数分間だけ、あまり使われない楽器という場面があり、
その中で、
ワーグナーホルン、ハンマー、ウインドマシン が、紹介されていた。

そんな時、私の携帯にメールが入った。
「ハンマー叩きたいよう・・・ウインドマシン回したいよう・・・」

だいたい、こんなメールを私の携帯に入れるのは、
私が所属しているマンドリン団体のパーカストップである
「だいたい、マンドリンオケで、ハンマーやウインドマシンを使える訳ないだろう・・・」

前書きは、この程度にして、

今日の音楽日記は、
そのウインドマシンが、途中で使用される曲、
リヒャルト・シュトラウスが作曲した、大規模な管弦楽曲
【アルプス交響曲】である。

この曲は、R.シュトラウスが書いた管弦楽の大曲では、最後の曲で、
とても聞きやすい、標題音楽そして、描写音楽だ。

曲は、夜の静かな場面から、日の出、そして、登山が始まり、
川や花が途中にあり、苦労して、頂上に着く。
そして、帰りは、嵐となり、日没となる。

この曲を聴くとわかるが、
本当に、どの場面かは、はっきりわかる。
情景も、はっきりイメージできる
管弦楽で、ここまで、遊んで作曲できるのは、すばらしい。
遊んでと書いたが、スコアを見ると、かなり複雑に書いてある。
いろいろな旋律が、ところ狭しと、重なったり、展開されたり・・・
これほど、大規模な編成で、ここまで描写できるのは、すごい。

但し、あまりに、描写音楽なので、
そして、あまりに、音楽なのに、はっきりイメージてきるために
これは、好き嫌いの別れるとこでもあるだろうなあ。
(この曲、嫌いな人も多くいる気が・・・)

さて、この曲に関して

日の出の場面で、全合奏で、現れる主題は、
あのチャイコフスキーの悲愴の第1楽章の第2主題の後半にそっくりです。
でも、長調に変化しているだけで、感じがまったくちがいます。

途中、ブルッフのヴァイオリン協奏曲の第2楽章にそっくりな旋律もありますよ

さて、ウインドマシン(風の音を出す装置)は、後半の嵐の部分でてでくる。
管弦楽が、荒れ狂っているバックで、ビュンビュン、風の音をだすのです。
うーん、これは、ちょっとやりすぎかなあ、
このウインドマシンは、今日のN響アワーで実物を見たが、
布を大きな歯車で、こすって、風の音を出す装置だ。

うーん、確かに、舞台で、一回でいいから、ウインドマシンを
ぶん回してみたい気はする。とてもする。
ストレス解消になりそうです。
(マーラーの第6番のハンマーもストレス解消になりそう(笑))



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コメント 2

yuu

初めまして小5のyuuと申します。
前々から拝見させて頂いておりました。
この前のN響僕も見ました!!
ハンマー思いっきり振りたい(笑)
短くてすいません。
by yuu (2008-04-07 13:15) 

みどりのこびとちゃん

yuuさん、コメントありがとうございます。
あの、テレビを見たら、誰もが、ステージで、
思いっきり、ハンマーを叩きたいと思いますよね。

私は、ウインドマシーンをぶん回したい(笑)
by みどりのこびとちゃん (2008-04-07 22:44) 

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