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2つのマンドリンの為の協奏曲(ヴィヴァルディ) [ヴィヴァルディ]

さて、4月になり、暖かくなり、さくらも満開だ。
そんな春の気分には、明るいバロック音楽がよく似合う。
今日は、私の好きなバロック音楽の一曲を書いてみよう。
(本当は、もう一つ理由があるのだけど、それは、おいといて)

このブログを昔から読んでいる人は、知っていると思うのですが、
私は、アマチュアのマンドリンオーケストラに入っている。
そのマンドリンオケでは、クラッシック音楽や、マンドリンオリジナル曲
はたまた、ポピュラーまで演奏するのですが、
バロック音楽を演奏する時は、本当に演奏する方も楽しい。

このヴィヴァルディの【2つのマンドリンの為の協奏曲】も演奏したことが、
あるが、とても、演奏していて幸せになれる曲だ。
(もちろん、ソロを弾いた訳ではありませんよ)

曲は、三楽章からなる。
第1楽章の主題は、とてもマンドリンに合った主題だ。
2つのソロマンドリンの掛け合いは、とても面白い。
第2楽章の落ち着いた叙情性は、中間楽章にふさわしい。
第3楽章では、2つのマンドリンの演奏者が息をぴたりと合わせないと、
3連符が合わない。でも、これが、ぴたりと合うと、とてもとても気持ちいいんだなあ・・・

こんな明るい曲は、春の陽気に合っている。
でも、どちらかというと、からっと湿度のない、イタリアの明るい日差しかなあ・・・

細かく弦をピックで、動かす、トレモロ奏法を用いずに、
ピックで、弦をはじくピッキング奏法のみの音色が、これまたこの曲に合っている。

マンドリンというと、演歌のイメージが強い人もいるが、
是非、この曲を聴いてもらいたいなあ。
朝、聴くと、一日が幸せになる気がする。

ヴィヴァルディには、もう一つマンドリンの為の協奏曲がある。
一つのマンドリンの為の協奏曲 ハ長調】で、
このブログでも、過去に書いた

こっちの曲の方が、映画でも使用されたり、時々CMで使用されたりして、
一般的には、有名かもしれない。
曲としては、シンプルな面が、いいかもしない。

しかし、マンドリン協奏曲の完成度や、曲としての魅力は、
この【2つのマンドリンの為の協奏曲】の方が、断然上だとも思う。

まあ、聴いてみましょう。
マンドリンの音色はたまには、いいものです。

nice!(1)  コメント(3) 
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コメント 3

Cecilia

大好きな曲です!
昔通学の時によく聴いていました。
去年書いた記事に載せましたが、小説版の「コレリ大尉のマンドリン」のラジオ放送か何かのCDがChandosから出ていて、その中にもありました。
原作にもこの曲はあるのでしょうか。(読んでないのでわかりません。)
http://santa-cecilia.blog.so-net.ne.jp/2007-04-03
by Cecilia (2008-04-04 07:22) 

Cecilia

  ↑
うっかりしてました。
違うほうの協奏曲でした。

どちらも好きな曲です。
by Cecilia (2008-04-04 23:27) 

みどりのこびとちゃん

Cecilia さん、コメントありがとうございます。
そう、「コレリ・・・」の方は、ハ長調の方ですよね

でも、2つのマンドリン協奏曲は、絶対、好きだと思っていましたよ

by みどりのこびとちゃん (2008-04-04 23:55) 

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