SSブログ

ハンガリー舞曲 第1番(ブラームス) [ブラームス]

ブラームスの曲を書こうと思っていたのですが、
前回、ハンガリー舞曲第5番を書いたら、
みなさん、第1番が好きということなので、
うーん、ついでだ、第1番も書いてみよう。
実は、私は全21曲のハンガリー舞曲の中では、第1番が一番好きなのです。

今日の音楽日記は、ブラームスが、作曲(編曲)した
【ハンガリー舞曲 第1番】です。
(実は、ブラームスの全然違う曲を予定していたのですが、まあ、いいか・・・)

この曲も最初は、ピアノ連弾で、書かれ、
そののち、ピアノ独奏用にも書き直された。

この第1番のハンガリー舞曲の私の好きな場所は、
なんといっても、最初のタータ、タータ、タータ、タータ、ターーー、の旋律だ。
(ははは、わかりますか?)
うーん、なんと言おうか、日本人好みの旋律と、和声かな・・・
この部分は、管弦楽編曲版の弦楽器でも、とても味わいがある。
弦の伸びるような音色に合っているのです。

まあ、それだけでなく、16分音符の走句など、
聞き所も満載だ。
終わり方もかっこいい

連弾の譜面を見ると、セカンドパートは結構難しい。
重たくならず、かといって、軽くでもなく、弾くのは難しそうだ。
もっと、簡単にしてくれればいいのに(笑)

さて、この曲に関して、うんちくを2つ

この曲、有名な話だが
ブラームス自身のピアノ演奏の自作自演の音源が残されている。
(この第1番のカット版ですね。結構テンポは遅く、揺らしている)
聴いてみると、雑音とノイズの向こう側で、ピアノの音らしきものが、
鳴っているというもので、
まあ、音楽を聴くというより、ああ、本当にブラームスさんが、そこにいるなあ
という変な感じを受ける音楽だ。

さて、もうひとつ。
この一番だけでないのだが、ハンガリーの技巧系ピアニストのシフラが、
ピアノ独奏用にハンガリー舞曲を編曲した演奏がある。
もう、どの曲もシフラの編曲という感じで、技巧的で、
この第1番も、最初から、リズムはくずすし、
なんか、奇妙な半音階オブリガートは入るし、
それでいて、やっぱりハンガリーの音楽だし、
でも、絶対に人に見せて、聴かせることを意識してるし、・・・
まあ、嫌いな人には、なんだかなあ、と思える編曲だ。

あっ、私こういうゲテモノ好きです。ハイ。

追記
 ハンガリー舞曲では、1番が好きですが、
 他に、2番や4番も好きですし、変わったとこでは、16番や17番も好きですねえ


nice!(1)  コメント(4) 
共通テーマ:音楽

nice! 1

コメント 4

なるたる

少し昔、竹中直人が監督で天海祐樹と共演の「連弾・デュオ 」と言う映画で、母親役の天海祐希が娘役の少女とピアノの発表会でこの曲を演奏するシーンがありました(勿論、演奏そのものは吹き替え)。

これがなかなか良かった。
ここのシーンはこの映画の最大の見せ場なのですが、プリモの弾く走句の華麗な響きが颯爽として、「連弾」と言う映画の名前通りの心に響く演技でした。

でもあれは誰の演奏だったんだろう?
by なるたる (2008-02-18 15:07) 

みどりのこびとちゃん

訂正 天海祐樹→天海祐希
と、書いてくると思ったのですが・・・(笑)

この映画は、残念ながら、見ていないのです。
ネットで検索すると、評判がよさそうなので、
レンタルして、見て見よっと・・・
by みどりのこびとちゃん (2008-02-18 23:22) 

Cecilia

私も第1番が好きです。
天海祐希のその映画、見たい~~!!
by Cecilia (2008-04-20 11:01) 

みどりのこびとちゃん

おっと、私も、まだ見ていないです。
見なくては・・・

天海祐希、私、結構ファンだったりして、


by みどりのこびとちゃん (2008-04-20 23:24) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。