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叙情小曲集より【色あせた手紙 ホ長調】(ギロック) [ギロック]

さてさて、ちょっと濃い?ショパンの曲が5回も続いたので、
ちょっと一休みして、愛らしい、そして、やさしいピアノの小品を書いてみよう。

今日の音楽日記は、ギロックが作曲した、叙情小品集より
【色あせた手紙 ホ長調】だ。

ギロックは、アメリカの作曲家で、音楽教育に力を注いだらしい。
このピアノの為の【叙情小曲集】は、全24曲からなり、
どの曲も、技巧的にきわめて易しい。
しかし、どの曲も、きわめてイメージが豊かで、心に響くものをもっていると思う。
(24曲というと、そう、すべての調を使用していますね)

そう、このブログでは、何回も書いているが、
この曲集は、私がピアノを弾いて音楽を楽しめる数少ない宝物なのだ。
さて、知っている人は、しっていると思うが、
この音楽日記は、この【叙情小曲集】の一曲で始まった。
いままで、おりにふれ、24曲から7曲を紹介している。
(この24曲を全部紹介したら、このブログは、終わりかな(笑))

今日は、そんな曲集から、【色あせた手紙】を紹介しよう。
だった、18小節の作品だが、、ショパンの別れの曲をイメージさせる美しい曲だ。
盛り上がりもなく、これといった展開もないのだが、
ピアノで弾くと、感傷的な気分になるのは、なぜだろう・・・
多分、もちろん、ピアノを少しでも習ったことのある人は、初見で弾けると思う。
簡単な譜面でも、単純な和声でも、これだけイメージ豊かな曲を作れるとは・・・

うーん、でもですね、
最近は、手紙なんて、書かないでメールだし、
【色あせた手紙】という題名は、若い人には、ピンとこないかもしれない。
しかし、私の世代には、この題名には、なにか、青春の甘い香りがするんだなあ・・・(笑)

前にも書いたが、このギロックの【叙情小曲集】は、
その中の何曲かは、子供の発表会でも弾かれるが、
大人が弾いて楽しむ音楽でもあるんじゃあないのかなあ・・
そこには、子供とは、又違ったイメージの音楽がある

さてさて、今日は、このくらいにしておこう。
寝る前に、ちっょと【叙情小曲集】の何曲かをピアノでも弾いてみるか・・・
(自分自身のちょっとした幸せな時間なんだなあ・・・これが)


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コメント 2

よしー

叙情小曲集を調べてみたところ、私のサイトのバラードの項で取り上げた「荒れ果てた舞踏室」が入っている!これには驚きでした。
ギロックの曲は、簡単に弾けて聴き手にもウケが良いので、小学校低学年くらいの子たちの発表会では必ずといっていいほど取り上げられます。
「簡単に弾けて、良い曲」を書くということは大変難しい作業だと思います。良い曲を書こうとしたら大抵真っ黒な譜面になってしまうわけで、両立を実現した彼は偉大だと思います。
by よしー (2007-10-15 20:46) 

みどりのこびとちゃん

よしーさん、コメントありがとうございます。
そう、簡単な曲を書くというのは、現代の作曲家では、
かなり、難しいことですね。
ギロックは、大人の素人ピアニストにいいです。はい
by みどりのこびとちゃん (2007-10-15 23:19) 

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