弦楽の為の協奏曲 ト長調【田園風】(ヴィヴァルディ) [ヴィヴァルディ]
暑い夏がやってきた。
こんな時には、涼しくなる曲を聴くのが一番だ。
もちろん、水に関係する音楽でも、涼しくもなるけども、
ヴィヴァルディの音楽は、暑い夏に聴くのには、気分をちょっと爽快にさせる。
数あるヴィヴァディの曲の中でなにを選んでも、いいのだが、
私は、ちょっと無名ながら、弦楽の為の協奏曲と名付けられた曲達が結構好きだ。
弦楽の為の協奏曲、という曲は、協奏曲という名だが、
独奏楽器を用いず、弦楽合奏の為の曲だ。
この曲名の曲も数多く作曲されており、どれが一番好きという訳ではないのだが、
今日の音楽日記は、【alla rustica(田園風)】の表題がある
弦楽の為の協奏曲を書いてみよう。
ヴィヴァルディのこの名の曲は、ほとんどが、三楽章で構成され、
演奏時間も、ほとんどが5分程度以下だ。
この【田園風】も三楽章からなり、どの楽章も1分ちょっとの時間だ。
第1楽章・・・プレスト。9/8拍子。田舎風の楽しい音楽。
第2楽章・・・アダージョ。和音の繰り返しだけの、とっても単純な音楽。
第3楽章・・・アレグロ。田園風のこれまた楽しい音楽。
対位法に凝っている訳でもない。
展開もそんなにはない。
単に教育用の曲という説もある。
そして、小曲が好きな私にしてもなお、短すぎる音楽に聞こえる時もある。
でも、この【弦楽の為の協奏曲】を聴きながら車をドライブしたり、
気持ちのいい朝に、聴くと、
とても、気分がよくなる。
そんな曲だ。
今日は、【田園風】と名付けられた曲を書いたが、
弦楽の為の協奏曲は、どの曲もそれなりにいい曲です。
しかし、どの曲が、どの曲と言われても、
作品番号は、よくわからない音楽でもあるんだなあ、これが・・・(笑)
この曲は映画「マリー・アントワネット」で使われていて初めて知りました。
とても気に入りました。
その記事を書きました。
http://blog.so-net.ne.jp/santa-cecilia/2007-01-28
確かに気持ちのよい朝のはじまりにぴったりですね。
by Cecilia (2007-07-31 10:11)
おっと、Ceciliaさんのブログは、いつも読んでいるのですが、
この記事のことは、忘れていました。
映画「マリー・アントワネット」で使用されていたのですね。
あーあ、映画を見てみたい。
ということで、今度レンタル屋だな
by みどりのこびとちゃん (2007-07-31 23:26)