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わが母の教えたまいし歌(ドヴォルザーク) [ドヴォルザーク]

さて、今日は小品ながら、とても美しい旋律と、心に響く歌詞で、
とてもとても有名な曲
ドヴォルザーク作曲の【わが母の教えたまいし歌】である。

この曲、私が最初に聴いたのは、確か、管弦楽の編曲だったと思う。
その後、原曲での歌や、ヴァイオリン独奏や弦楽合奏で聴いた。
どんな楽器で演奏しても、また、いつ聴いても本当に、
しみじみとさせる名旋律だ。
(一番のお気に入りは、ヴァイオリンだけの合奏です。)

原曲の歌詞の大意は、
  「年老いた母が、私に歌を教えてくれた時、目に涙を浮かべていた。
   今、私が子供に歌を教える時、母を思い、同じように目に涙を浮かべる。」
といったものだ。

曲は、短い序奏のあとに、
すばらしい旋律が歌われる。途中の跳躍がなんともいえない雰囲気だ。
旋律としては、とても単純で、これを何回か繰り返すだけで、
時間も3分程度の曲だ。
しかし、もし聴いたことのない人がいたら、是非聴いてほしい。
とても懐かしいイメージが広がり、
自分の母の姿を思い出させること間違いない。

このブログでは、音楽以外のことは、あまり、書いていない。
しかし、今日は、私の年老いた母のことを書いてみよう。
数年前より、パーキンソン病を患い、認知症がかなり進んだ母、
今は、介護をしなければいけないのだが、
こうなって、初めて、思うのである。
もっと、親孝行しておけばよかったと・・・
若い人に言っておこう、時間を作ってでも、たまには、親孝行しなさいと。
(うーん、おじさんのちょっと説教じみた話になってしまった(笑))

さてさて、今日の音楽日記で、なんと、299記事である。
我ながら、よく続いたものだ。
次回は、記念?の300記事となるので、
大曲を用意しています。(この一週間、その曲を聴きまくっています。)
さてさて、なんでしよう。
乞うご期待


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コメント 4

Cecilia

私も最近母のことをありがたいと感じています。
ずっと口うるさいと思っていたのですが。
この曲は昔、「庭の千草」とかが入った愛唱歌のCDで初めて聴きました。
その後、声楽発表会で先生が歌われたり、他のCD(長女が生まれた時に購入した子守歌が入ったCD)でもとにかくいろいろな演奏で聴いていますが、自分が歌ったことはないし、楽譜も持っていません。
楽譜を立ち読みしましたが、案外あっさりしているので驚きました。
歌うとなると非常に難しいでしょうね。

次の記事・・・なんだろう~と楽しみです。
知らない曲かもしれませんが、ショパンかリストかな~と思っています。
by Cecilia (2007-05-31 10:29) 

みどりのこびとちゃん

ちぇりこさん。nice!ありがとうございます。
by みどりのこびとちゃん (2007-05-31 22:37) 

みどりのこびとちゃん

Ceciliaさん。そう、母は、ありがたい存在です。
私は、今頃になって、気が付きました。

次の300番目の記念記事ですが、ショパン、リスト、では、ありません。
間違いなく、Ceciliaさんは、知っている曲です。
まだ秘密です。乞うご期待(笑)
by みどりのこびとちゃん (2007-05-31 22:42) 

なるたる

良いですね、私の知っているのはピアノ伴奏版ですが、実にしみじみとした
美しい曲です。
ピアノの伴奏が歌とちょっとずれたタイミングなので、リズムを取るのが難しそうです。
でも思わずもらい泣きをしてしまいそうな、切ない曲ですね。

ドヴォルザークの偉大な歌心です。
by なるたる (2007-08-04 18:49) 

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