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【やさしい変奏曲「トッカータ」】作品40-1(カバレフスキー) [カバレフスキー]

さて、最近、ピアノをちょっとの時間でも、まともに楽しんで弾いていない。
(もちろん、弾けると思っている曲のレパートリーは、数少ないのですが・・・)
忙しいせいもあるが、これではいけない。と思い、
今日は、短い時間ながらも、ピアノの前に座った。

ゴドフスキーの譜面を目の前に置いても、エアーピアノ(笑)になるだけなので、
(と言うより、譜面台に置くのが間違っています。私には、これは見て楽しむ譜面ですね)
ギロックや、カバレフスキーや、簡単なバロック音楽を弾いて、ちょこちょこと楽しんだ。
やっぱり、ピアノを弾くのは、ストレス解消になる。
(ははは、別にストレス解消に弾くわけではないのですが、・・・)

ということで、今日の音楽日記は、とても技巧的には易しい部類に入る曲。
子供の練習用・教育用の曲として知られている曲。

今日の音楽日記は、ロシアの作曲家カバレフスキー作曲の
【やさしい変奏曲「トッカータ」】作品40-1である。

カバレフスキーは、ロシアの作曲家で、当時のロシアの政策があったにせよ、
その中で、実に明快だが、近代的な響きのする曲を数多く残している。
交響曲などの規模の大きいものもあるが、
音楽の教育者として一流だったカバレフスキーは、
子供のために、数多くの曲を書いている。
それらの数多くの曲は、単なる技巧だけでなく、
簡単な曲も、心とイメージがあり、響きも近代的なので、
大人が弾いても楽しめる。と勝手に私は、思っている。

さて、【やさしい変奏曲「トッカータ」】である。

序奏~テーマ(8小節)~12の変奏~コーダ
これで、わずか、3分弱の曲だ。

深い精神性は求めるものではもちろんないが、
スッタカート気味の旋律と変奏は、ピアノで弾いていて、とても気持ちがいい。
(もちろん、途中でちょっと速度を落とす部分もありますよ)
そして、トッカータ風のコーダもちょっと速くひければ、これまた気持ちいい。

確かに、演奏会で弾いて、人を感動させるよりは、
弾く楽しみが優っている曲かもしれない。

両手ともに、オクターブはないし、
自分一人で楽しむ時は、こんな曲がいいなあ。
でもですね、こういう曲をミスなく、完璧な技術で、コロコロとさらっと弾けたら、
それはそれで、コンサートで聴いてみたい。
(こんなこと書いていますが、子供用の曲なのに、私は、3分以内では、弾けません・・・トホホ)

子供のピアノ発表会で弾かれる曲ではあるが、
そういう曲の中では、一押しの曲ですね。

しかし、大人が趣味で弾いても、すごく楽しい曲だと思うのだがなあ・・・
もっと、大人もカバレフスキーを弾きましょうよ。

カバレフスキーは、言っている。
「子供が普通に本を読むように、ピアノ(音楽)を普通に弾いて欲しい。」
「音楽は人々を精神的に豊かにする」等々

うーん、そうかも・・・

ちなみに、カバレフスキーのピアノ曲は、今まですでに4曲もこの音楽日記で書いている・・・


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