なつかしいヴァレンタイン(ギロック) [ギロック]
さて、今日2/14は、バレンタインデーだ。
思い起こせば、一年前のこの日の音楽日記は、チョコレートにちなんで、
エリック・サティ作曲の【アーモンド入りチョコレートのワルツ】を書いた。
さて、今年は、なにを書こうか、
O.シュトラウスの【チョコレートの兵隊】は、ちょっとマイナーだし、
J.ケージの【季節はずれのバレンタイン】は、
聴くのには、とても素敵な作品だが、プリペアード・ピアノはなあ・・・
ということで、今日は、私がとてもとても好きな曲集
ギロックの叙情小曲集より【なつかしいヴァレンタイン】である。
(と言っても、この曲、バレンタインデーとは、なんの関係もないらしい(笑))
さて、ギロックは、1917年に生まれたアメリカの作曲家で、
子供の音楽教育の為に数多くのピアノ小品を書いている。
ただ、子供の教育用かもしれないが、
とても表情豊かで、イメージのわくすばらしい曲ばかりだ。
私のような、素人の大人のピアノ弾きにとって、なくてはならない存在なのだ。
(技巧的には、簡単なので・・・)
そう、この叙情小曲集のいくつかの曲は、私が愛奏してやまない曲だ。
いままで、この音楽日記でも、全24曲からなる、この叙情小曲集より
・秋のスケッチ
・セレナーデ
・月の光
・十月の朝
・森のざわめき
の5曲を紹介している。
さて、今日は、第23曲の【なつかしいヴァレンタイン】である。
16ページの短い曲で、とても懐かしいイメージの曲だ。
ピアノで音を出して弾いてみると、とても簡単な曲なのに、
とても豊かな響きがする。
他のギロックの曲と同じで、子供より、大人が弾いてもらいたい曲だ。
バレンタインデーとは、関係ないらしいが、甘い香りがする曲でもあるなあ。
一生懸命練習して、リストやショパンの曲を弾くのもいいですが、
たまには、初見で、ギロックの曲を表情をこめて弾くのもいいですよ。お勧めです。
ところで、チョコもらいましたか?(それとも渡しましたか?)
まあ、私の歳になれば、小学生の娘とかみさんからもらえれば、幸せってもんですね。
そのうちギロックの「はちどり」「中国人の行列」もお願いします。
数年前に長女がコンクールで弾きました。
早速テレプシコーラを買われたのですね!
私は近くの書店では置いてないことが多いので、ネットで買うしかないと思っています。
もううちの娘達にはいいかなあ・・・と思って。
初めのほうでかなりきわどいところがあるので、娘達の前で読めなかったのです。(後半はそういうところがないのに。)
うちの娘達は友チョコばかりです。
by Cecilia (2007-02-15 18:39)
「はちどり」「中国人の行列」ですね。いつか書きますよ。
というより、この叙情小曲集は、
いつか全24曲すべて書きたいとは思っています。
ただ、いつかは、わからないけども、このブログの最初が
秋のスケッチ だったので、このブログの最終回は、
この曲集の曲にしたいなあ、なんても考えています。
(いったいいつのことか・・・)
いえいえ、テレプシコーラを買いに行ったら、
第一巻だけ売り切れてその本屋になかったので
まだ買っていないのです。
まあ、買って読ますよ。
しかし、のだめの新しい巻がでていたのて、買ってしまった私・・・
by みどりのこびとちゃん (2007-02-15 22:32)