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森のざわめき(ギロック) [ギロック]

さて、今日は、記念日です。
なんの記念日か、わかりますか?
答えは、このブログの最後の方で・・・・

ということで、今日の音楽日記は、その記念日にちなんで、
アメリカの作曲家ギロックが作曲した叙情小品集の第1曲【森のざわめき】である。
(さあ、わかった方いるかなあ・・・いないですよね)

ギロックという作曲家は、普通のクラッシック音楽ファンには、知られていないと思うか、
ピアノを習ったことのある人には、おなじみだろう。

私は、ピアノを先生に習ったことはなく、完全に独学なのだが、
簡単な曲は、ないかなあ、と大人になって、曲をさがしている時に、
ギロックという作曲家に出会った。

叙情小品集という作品は、24曲の小品からなっており、
子供向け?ではあるが、大人が弾いても、十分に楽しめる音楽性がある曲ばかりだ。

その曲集の第1曲目が、【森のざわめき】である。
森の自然をみごとに描いている。
フォルテの記号は、いっさいなく、柔らかなトリル音型の中に、やさしい歌が聞こえる。
そう、本当に上手に弾くと、木の葉が舞い散る森の中にいるように聞こえるだろう。

技術的には、さほど難しくない、というより、易しいだろう。
それなのに、これだけ優しく音楽的な曲には感心するばかりだ。
この叙情小品集は、私にとって、大切な曲集だ。

さて、今日は、・・・

****************************************************************************
そう、今日(12月14日)は、この音楽日記のブログを始めて、ちょうど一年になる。

最初の記事は、ギロック作曲の叙情小品集より
【秋のスケッチ】だった。
ははは、今、読み返してみると、最初の頃は、随分短く書いていた気がする。

だいたい、一回目から今日まで、なんら脈絡もなく、
クラッシック音楽のいろいろなジャンル(とは言っても、ピアノ音楽が大部分)
を書いてきましたが、改めて、読み返してみると、

うーん。なんだかなあ、という過去記事もあって、おもしろい。

ところで、そもそも、なんで、私は、ブログを始めたか?
(オイオイ、そんなことは、最初に書くべきだろう・・・)

【音楽の芸術は、作曲家と演奏家と聴衆で成り立つ
 それぞれは、別の立場になりうるし、またそれぞれが別の芸術家だ】

みたいなことを現代音楽家ジョン・ケージが言っている(気がしている・・・)
(すごく、いいかげんなので、違っているかもしれません。)

私は、音楽に関しては、ばりばりの素人だが、(いばれることではないですね)
演奏に関しては、一応、某マンドリンオケの指揮者だ。
作曲に関しては、一応、作曲している。(家族にさえ、理解してもらえない・・しくしく)
聴衆としての音楽評論はしていないことに気が付いた。
そうだ、音楽評論のブログを書いてみよう。

という理由で、このブログを立ち上げたのです。

す、すいません。全くのウソです。ごめんなさい。ごめんなさい。
そんな訳ないですよね。
こんな、かっこいい理由は、まったくありません。(笑)
でも一応、演奏と作曲は、本当です。

ブログを始めたのは、周りの人がやっているからで、まあ、経験だ。と思ったからです。
普通の日記では絶対に数回で終わってしまうから、
好きなクラッシック音楽のことを書けば、
まあ、何回か、書くだろうなあ、と思ったのです。
その程度だったので、一年も続くとは、正直、思わなかったです。
それに、好きな音楽のことを書くこと自体、苦にならないし・・・

最初のころは、知っている人も少ないと思うのですが、
コメントも受け付けない設定だったのですよ

まあ、友人に、コメント欄の開放をせまられて、
何ヶ月かたってから、コメント欄を開放したら、
過去記事にもコメントがくることもあるし、
知らない人との交流も、なかなか楽しいもんだと思っています。

まあ、ブログで、全世界に発信(そんな大げさなもんじゃないだろう・・(笑))
しているので、
今後も、自分の言葉で音楽を語っていこうと思っています。
(おっと、たまには、真面目な文章だ)

まあ、クラッシック音楽は、無限の数の作品があるわけだし、
どれもこれも、魅力的だ。
(正直、私は、あまり、嫌いな音楽はないのです。)
本当、音楽のおかげで、人生すこしだけ幸せに生きています。

このブログを読んで下さる皆様、
それにniceやコメントを下さる皆様、
いつも、ありがとうございます。

結構いいかげんな個人的な思いの強い音楽日記ですが、
これからもよろしくお願いします。
(って、いつまで、続くかわからないけど・・・)


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Cecilia

一周年おめでとうございます!
私は秘かにそろそろ一周年・・・と思っていましたよ~!
(みどりのこびとちゃんの記念日は「討ち入りの日」と覚えておきましょう。)
もちろん、初めの記事からのファンです。
まず、ギロックを持ってくるあたり・・・すごく気になりましたので、印象に残っていました。
初めはniceを入れないつもりだったので、入れていなかったのですが、「愛の挨拶」の記事でもう我慢が出来なくなってniceを入れてしまいました。
それほど、毎回の記事が徹底的に自分の言葉で語られていて、素晴らしかったものですから。
なかなかできることではありません。
画像が少ないのに、アマゾンの試聴リンクがあるわけでもないのに・・・この充実度!
これからも楽しみに拝見させていただきます。

それと昨日ムジカノーヴァのバックナンバーを見ていて過去記事のあの「光るピアノ」が載っていました。
演奏会に行かれたのですよね。
by Cecilia (2006-12-14 22:41) 

みどりのこびとちゃん

Ceciliaさん。一周年のコメントありがとうございます。
そうですね。実は、自分の言葉で書くということには、結構こだわっています。
画像が少ないのは、文章で勝負というわけでなく、
単に面倒というだけだったりして・・・(笑)

愛の挨拶の過去記事は、なつかしいです。
あの、エルガー夫妻の想像の物語は、我ながらいいと思うのですが、
ショパンのバラード4番の過去記事のように、
どうみても、失敗だなという想像の物語もあります。ははは

スクリャービンの採光ピアノは、そう、実演を見てきました。
まあ、音楽というよりは、・・・詳しくは、過去記事を参照してください。
これからもよろしくお願いします。
by みどりのこびとちゃん (2006-12-15 00:36) 

ピアノフォルテ

もう1周年ですか!
おめでとうございます。
みどりのこびとさんの記事で随分と音楽の勉強になっております。
詳しい人がいるんだなあ~と感心ばかりです。
温かいユーモアのあるお人柄の滲み出ている文章でこれからも楽しませてください!
バラ4の過去記事・・・笑
by ピアノフォルテ (2006-12-18 20:49) 

みどりのこびとちゃん

ピアノフォルテさん。一周年のコメントありがとうございます。
これからも、よろしくおねがいします
しかし、音楽の勉強には決してならないと思うのですが・・・

バラ4の昔の記事、笑ってくれる人がいて、安心しました。(笑)
by みどりのこびとちゃん (2006-12-18 22:33) 

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