バレエ音楽【ドン・キホーテ】(ミンスク) [ミンスク]
さて、先日の土曜日は、娘のバレエの発表会を見に行った。
一部は、小さい子供から、大人まで、いろいろな曲を演じていたが、
二部は、あるバレエの一部分を演じる構成だった。
その二部の曲目が、
ミンスク作曲のバレエ【ドン・キホーテ】だった。
(実際には、第3幕だけでしたが・・・)
ドン・キホーテの音楽というと、R.シュトラウスの交響詩か
ミュージカルの「ラ・マンチャの男」ぐらいしか思い出せない。
(この中のナンバーの見果てぬ夢は、いい曲ですね)
それに、どうも、話自体も正確に思いだせない。
(ドンキホーテが、風車に向かっていくのは、なんとなく覚えているが・・・)
ただ、このバレエの筋もドン・キホーテは主役ではなく、
キトリとバジルの恋物語が主になっている。
さて、このバレエの第3幕の音楽だが、
キトリとバジルの結婚が許されて、喜びいっぱいの音楽だ。
スペイン民族風の音楽も存分に現れ、楽しいことこの上ない。
しかし、バレエと一緒でないと、ちょっとばかり、単調かなとも思う。
やはり、この音楽は、バレエあっての音楽だと思うし、
それゆえバレエ音楽としては、一流だろう。
ところで、皆さんは、以下の曲の題名を聴いて、旋律が思い浮かびますか?
・キューピットのヴァリエーション
・キトリのヴァリエーション
そう、バレエを習っている人には、超有名曲なのだが、
普通の管弦楽やピアノを主に聴いているクラッシックファンには、
あまりなじみがないのではないだろうか?
実は、二曲とも、ミンスク作曲のこの【ドン・キホーテ】に入っている曲である。
両方とも数分の曲なので、興味のある人は、聴いてほしい。
曲だけでは、なんとも感じないのだが、
バレエと一緒だと、これがなかなかいいのだなあ。
どのバレエもそうだが、このバレエも一番の見所は、
第3幕のグラン・パ・ド・ドゥである。
とにかく、よく飛んで、よく回る。
32回転というと、白鳥の湖が有名だが、このバレエの最後にもでてくる。
見せ場ですね。
このバレエ音楽は、
スケートの中野友加里が、演技の時に使用していた曲でもありましたね。
オリンピックに出て、金メダルを取っていたら、
このバレエ音楽もすごく有名になったかも(笑)
クラッシック・バレエもたまにはいいなあ。
どうでもいいことだが、
【ドン・キホーテ】 なんだなあ、
【ドンキ・ホーテ】 だとばかり、思っていた。(反省)
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