アヴェ・マリア(カッチーニ) [カッチーニ]
さて、今日は、もらったチケットで、めずらしく
ソプラノのリサイタルを聴きに行った。
声楽のリサイタルは、何年振りだろうか?
一部は、カッチーニ、スカルラッティ・ヘンデル・ペルコレージ・モーッアルト
二部は、トスティ・ドナウディ・プッチーニ
の曲を演奏した。
(本当に残念だつたが、用事があり、一部だけ聴いて、ホールをあとにした。)
声楽の技術的なことは、よくわからないが、
一部の曲の中で、非常に印象に残った雰囲気の曲(旋律)があつた。
それが、今日の音楽日記の曲、
イタリアの作曲家、カッチーニ(1546~1618)作曲の【アヴェ・マリア】である。
実は、この曲、今日のリサイタルの最初に歌われた。
単純な和声進行だが、落ち着いた雰囲気の伴奏の中を、
アヴェ・マリアとアーメンだけの歌詞が、ソプラノで歌われると、
なぜか、自分まで、敬虔な心境になってくるから、不思議だ。
歌詞がアヴェ・マリアとアーメンしかないので、時々、ヴォカリーゼのように聞こえる。
家に帰ってから、ネットで調べると、声楽曲の中では、非常に有名な曲らしい。
す、すいません。私、今日まで、この曲を知りませんでした。
(どこかで聴いたことのあるような旋律なので、聴いていたかもしれませんが・・・)
しかし、人生の中で、新しく好きな曲が増えたということは、
非常に幸せなことである。
アヴェ・マリア というと、グノーか、シューベルトか、賛美歌か、
はたまたリストの無名のピアノ曲か、程度しか知らなかったが、
今は、このカッチーニのアヴェ・マリアが一番のお気に入りだな。(笑)
さてさて、今度、CDでも買うか・・・
今、ちっょと思ったが、
ヴィラ=ロボスのブラジル風バッハ第5番のアリアが、雰囲気として似ているかも知れない。
(この曲は、大好きな曲のひとつですね)
たまには、声楽のリサイタルに行ってみるもんだ。
今日は、いい日だ。
プログラムを見て、ちょっと思ったこと。
外国の声楽曲の歌詞って、ものすごく感情を表に出す歌詞だなあ。
もしも、日本語で歌ったら、ちょっと恥ずかしいかも・・・
それとも、訳が、感情的なのかなあ・・・
この曲は「カッチーニのアヴェ・マリア」として有名ですが、カッチーニらしさがないです。
まったく別の作曲家が作ったようですね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%81%E3%83%BC%E3%83%8B
by Cecilia (2010-10-16 17:08)
Cecilia さん、情報ありがとうございます。
そうなんですよ。今回、演奏するので、そのへんは、調べました。
で作曲者が確定とまで、いっていないみたいなので、
「カッチーニのアヴェ・マリア」でプログラムに乗せて、作曲者は、空欄にしておきました。
関係ないですが、バッハの有名な「トッカータとフーガ」もひょっとしたら、
バッハでないという説もあります。
何年かたったら、別の作曲者ということもありますね
by みどりのこびとちゃん (2010-10-18 20:47)