2台のピアノの為の協奏曲(プーランク) [プーランク]
2台のピアノの為の協奏曲というと、まっさきに思い出されるのは、
モーッアルトの曲だろう。
しかし、それ以外の曲というと、なかなか出てこないのではないだろうか?
先日、テレビで、ベルリンフィルのピクニックコンサートを放送していた。
その中で、2台のピアノの為の協奏曲が演奏されたが、
多分、この種の音楽としては、モーッアルトの次に有名な曲だと思う。
フランスの作曲家プーランクが作曲した、2台のピアノの為の協奏曲がそれである。
プーランクの協奏曲は、私は、大好きで、
ピアノ協奏曲については、この音楽日記の最初のころに書いた。
以下は、その時の文章のピアノ協奏曲の部分を
2台のピアノの為の協奏曲に置換しただけの文章である
(ちょっと違うとこもあるけど・・・)
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プーランクという作曲家を知っているだろうか?
フランスの作曲家で、合唱曲に傑作が多いが、
軽妙なウィットに富んだ作品も、数多く作曲している。
この2台の為のピアノ協奏曲には、
派手な技巧を誇示する場所もなく、精神的に重くもなく、
オーケストラとピアノが張り合うといった場所もなく、音楽がただ単純に流れていく。
プーランク自身は、「私はいつもメロディを愛する」と言ったように、
いろいろな楽しい旋律が、
次から次へと出てくる。まるで万華鏡のような作品である。
さて、この曲からは、どんなイマジネーションがわくだろう。
私は、聴いていて、まるで華やかなパリの町並みを歩いているような感覚になった。
セーヌ川、凱旋門、カフェ、ワイン、街角でざわめく人々、等々
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ははは。すいません。手抜きと言えば、ものすごい手抜きなのですが、
この2台のピアノの為の協奏曲も
私には、同じ作曲者の1台の為のピアノ協奏曲と同じイメージなのである。
ただ、二楽章は、この2台のピアノの為の協奏曲の方が私は、好きだな。
単純な旋律なのだが、どことなく、懐かしい感じがするのである。
プーランクの協奏曲には、この他に、
オルガン協奏曲、ハープシコードの為の田園協奏曲、等があり、
どれもこれも、とても楽しい旋律が満載である。
(特に田園協奏曲はお勧めです。)
チャイコフスキーやラフマニノフやベートーベン等のピアノ協奏曲に
疲れた時には、最適ですよ
本当に今日の音楽日記は、手抜きになってしまつた。
しかし、疲れた時にプーランクの音楽は、最適です。(これは本当)
一般には、プーランクの最大傑作は合唱曲らしい。是非今度聴いてみようと思う。
面白いですね。
音楽ってすごく楽しいですよね。
世界中綺麗な曲で充ちているのですが、
人間にはちょっと聞こえないのです。
それを取り出すのが音楽家なんですが、
最近の人は耳が良すぎて雑音なの音楽なのか聞き取れると主張して
訳の分からない曲まで引っ張り出してしまいました。
残念に思います。
by kawazukiyoshi (2006-06-20 14:10)
コメントありがとうございます。
確かに音楽は、楽しいものです。
まあ、私は、広く浅く、いろいろと聴いて遊んでおります。(笑)
by みどりのこびとちゃん (2006-06-21 20:32)