SSブログ

動物の謝肉祭(サンサーンス) [サンサーンス]

さて、昨日の夜、NHKの教育テレビで、ラトル指揮ベルリンフィルで、
屋外のコンサート(ピクニックコンサート)を放送していた。

フランス音楽特集で、有名な曲ばかりだ。
これはうれしい。(やはり知っている曲のコンサートは楽しい)
おっ、私の大好きなプーランクの2台のピアノの為の協奏曲もやる。
(この曲は、めずらしいかも・・・)
しかし、この曲は、別の機会に機会に日記に書くとして、
今日の音楽日記は、そのコンサートでも演奏された
サンサーンス作曲の【動物の謝肉祭】である。

私は、パロディ音楽は、大大好きだ。
ホフナング音楽祭(クラッシック音楽のパロディのコンサート)
なんか最高レベルの芸術だと思う。(本当)

サンサーンスの動物の謝肉祭は、学校の音楽の時間でも聴かされる定番の曲なので、
説明は不要だろう。

サンサーンスの粋な音楽センスあふれるユーモアで、
いろいろな動物を表現している。
そして、ところどころにパロディの精神が入っている。

久々にテレビで、全曲を聴いたが、
指揮者のサイモンラトルも、
ピアノのラベック姉妹も、(ピアニストの所なんか最高)
ベルリンフィルも、
すごく楽しいそうだった。
この曲は、こうでなくちゃね。
聴いている方も楽しくなってきた。

全部で、14曲だが、特に最後の3曲
  化石・・・いいなあ、この粋なセンス。
  白鳥・・・化石とフィナーレの間にあると、さらにはえる名曲
  フィナーレ・・・クラッシックで、こんな楽しい曲もめずらしいでしょう。
は、私のお気に入りの部分である。

ところで、私は、
アーサーフィードラー指揮 ボストンポップス
のCDを持っている。
このジャケットの絵がとてもとても楽しい。

以下の会話が聞こえてきませんか?

キリン「おいおい、今日も練習だってよ」
ニワトリ「そんなこと言わずに、練習練習」
ライオン「どっか、飲みに行こうぜ」
カンガルー「練習後の方がお酒はおいしいよ」
赤い鳥 「なんだよ、オレも混ぜてくれよ」
ロバ「あの楽章のぼくのバイオリンの弾き方なんだけどさ」
青い鳥「ごめん。自分の譜面追うので必死で聞いてないや」

実は、ちょっと前に、
私の友人で、ウッドベース弾きの人とこのジャケットを見て、
そんな話をしたのですよ。


nice!(1)  コメント(14) 
共通テーマ:音楽

nice! 1

コメント 14

Cecilia

うちでは「化石」が人気です。
この絵いいですよね!
by Cecilia (2008-04-20 15:15) 

みどりのこびとちゃん

この絵は、結構気に入っています。
想像の会話も・・・

実は、このサンサーンスの動物の謝肉祭をさらに、
パロディにした、編曲を作ったこともあります(笑)

by みどりのこびとちゃん (2008-04-20 23:30) 

なるたる

サン=サーンスのオペラ「サムソンとデリラ」は、美しいメロディと劇的興奮に満ち溢れた本当に素晴らしい曲ですよ。
「楽園とペリ」で男を上げた私が強力に推薦しますw。

オラトリオ「ノアの大洪水」ともども絶対聴いていただきたいです。
シューマンの「ファウストからの情景」とブラームスの「哀悼歌(ネーニエ)」もお早めにねw。

by なるたる (2008-08-25 17:52) 

みどりのこびとちゃん

なるたるさん、コメントありがとうございます。
聴きますよ。
感想書きますよ。
首を長くして、待っていてください。

by みどりのこびとちゃん (2008-08-25 23:02) 

なるたる

ごく最近、「サムソンとデリラ」の第3幕の男性声楽パートに、「ファウストからの情景」第3部の男性声楽パートと全く同じ旋律があることを発見してしまいました。

何の事か分らないと思いますが、ご自身の耳でご確認下さいw。


by なるたる (2008-08-25 23:53) 

みどりのこびとちゃん

コメントの返事が遅くなりました。
はい、なんのことか、わかりません。
でも、「ファウストからの情景」は、一聴しましたよ。
(まだまだ、感想を書くまでには・・・)
by みどりのこびとちゃん (2008-08-31 22:14) 

なるたる

ふうむ、その書きぶりからすると「楽園とペリ」ほどのインパクトはなかったようですね、ちょっと残念…。
この曲の肝はあくまで第3部にあり、シューマンが最も表現したかった部分はここにしかありません。
思いの外作曲に時間がかかったこの曲は、実はシューマンは核心たる第3部を最初に作り上げ、第2部・第1部と通常とは逆さまに作曲し、序曲が出来上がるのは一番最後と異例づくめの創作過程でした。
それだけ第3部には力が入っています。
第3部が好きになれば、この曲は楽しめます。
第3部を解くキーワードは「恍惚」とか「法悦」とか言う言葉で表現される超自然・形而上の世界であり、要はそのお話に浸れるかどうかだと思います。
音楽としては、私は「楽園とペリ」に勝るとも劣らない美しさを秘めていると確信しています。
まあ、あせらずゆっくり音楽の方から自分に近づいてくるのを待ってみてはいかがでしょうか。
そのうちきっと世界が拓けますよ。

「サムソンとデリラ」は掛け値なしの素晴らしい音楽です、保証いたします。






by なるたる (2008-09-01 21:28) 

みどりのこびとちゃん

「ファウストからの情景」なんですが、
3部の対位法の合唱の雰囲気なんか、とても好きです。
(ちょっと、私のシューマンのイメージとは違いました。)
多分、この曲のストーリーが、「楽園とペリ」と違って、
難しいので、ちょっと感想をかくまでには、・・・なのです。
落ち着いて、聴いたら、感想書きますよ。
ゆっくり待っていてください

by みどりのこびとちゃん (2008-09-02 00:02) 

なるたる

オペラ「サムソンとデリラ」の絶対オススメCDです。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1820311

サムソン役のホセ・カレーラスとデリラを演じるアグネス・バルツァの声の素晴らしさを堪能してください。
特にメゾソプラノのバルツァのアリアの表現力は特筆ものです。(このオペラにはソプラノは登場しません)。

この曲に関しては、映像は必要ありません。
音楽だけで十分堪能できます。
合唱も独唱も実に素晴らしく流麗で美しく、劇的興奮に満ち溢れた大傑作です。

by なるたる (2008-09-13 01:50) 

なるたる

オペラ「サムソンとデリラ」の終曲で、面白い箇所を発見。
どうしても、「兄さん兄さん、どうですか」としか聴こえない合唱部分がありますよ。
是非発見して下さい。


by なるたる (2008-09-23 18:13) 

みどりのこびとちゃん

「サムソンとデリラ」は、ゆっくり、聴いて、感想書きます。
バッカナールだけなら、演奏したこともあるし、
すぐ書けるけど・・・
やっぱり、そう言われたら、「兄さん兄さん、どうですか」
を聴いてみたいです。ハイ
by みどりのこびとちゃん (2008-09-26 00:38) 

なるたる

今度の日曜日、トゥーランドットのゲネプロ観に行ってきま~す!
タダ券が手に入りました。
by なるたる (2008-09-26 01:52) 

みどりのこびとちゃん

タダ券!!!
この響きは、いいです。
うらやましいです。
トゥーランドットのゲネプロかあ、面白そうだなあ・・・
by みどりのこびとちゃん (2008-09-27 00:55) 

なるたる

トゥーランドットのゲネプロ観て来ましたよ。
いかにも中国中国とした音楽と演出でした。
トゥーランドットってあんなオペラだったんですね。
一言で言って噴飯ものですよ。
いっぺんでプッチーニが大嫌いになりましたw。

19世紀のプッチーニと言うか、ヨーロッパ人の東洋に対する偏見が覗えてまるで漫画、薄っぺらで何のリアリティもない。
中国人ではなくても国辱もののオペラでしたね。
登場人物の心理描写と舞台設定と服装がお粗末極まわりない、演出は最低、あんな中国人いるもんか(怒)。
西洋人の勘違いが痛々しいし、腹立たしい。
実に不愉快な一時でした。

「蝶々夫人」も作曲された時期はより古いですが、同じ偏見の延長線にある曲なのでしょう。
なんか情けなかったです、そして私は現在の中国が嫌いですが中国人に大いに同情します。

気分が悪いので、サムソンとデリラについて更に触れます。
これ、元々はオラトリオとして計画されていたので、映像媒体は必ずしも必要じゃあません。
むしろ余計な夾雑物を取り去った純音楽として鑑賞した方が、より多くの楽しみを与えてくれます。
更に二種類の音源を注文してしまいましたw。
またビョーキになりつつあります。
最近では「楽園とペリ」に代えて、この曲ばかりを毎日聴いています。
それほど素晴らしい曲です。
ご紹介したCDは、分けてもその近代的な解釈で一頭地を貫いた秀演です。実に垢抜けた演奏です。
これを今すぐ是非お聴きあれ、絶対のオススメですよ。
私は「サムソンとデリラ普及委員会」も作りたい心境ですw。

by なるたる (2008-10-02 23:09) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。