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おまえが欲しい(サティ) [サティ]

さて私は、朝、会社に行く途中で、
時々、某コーヒー屋に入り、一杯のコーヒー(300円)を注文する。
ゆっくりできる、至高の一時である。
いつも行く時間には、ピアノのBGM(多分有線放送)がかかっているのだが、
映画音楽や、ポピュラースタンダードナンバーなどに混ざって、
このサティ作曲の「おまえが欲しい」がいつもかかる。
しかし、なんの違和感もなく、その時は、過ぎていく。
そして、私は、コーヒーを飲み終わり、会社に向かって歩きはじめる。
サティの音楽とは、こういうものだ。

さて、フランスの作曲家サティの「おまえが欲しい」という曲は、
サティがナイトクラブでピアノを弾いていた時に書いた、シャンソンを基にしている。
もちろん歌詞もついているが、今では、ピアノ曲として有名になってしまった。

以前に比べれば、サティを弾く人も増え、サティを聴く人も増えていると思う。
しかし、サティを評論する人は、あまりいないと思う。
サティの音楽や譜面を評論することなど無意味かもしれない。

この曲も、別にシャンソンか、クラッシックか、などの議論は、むなしいだけである。
音は、空間に出て、シャボン玉のように消えていく。

ピアノで弾いてみても、別のことを考えながらになってしまう。
(しかし、もうちょっと譜面が簡単ならいいのになあ、
 特にこの曲は、左手のオクターブが多く、音をはずすと気分が・・・)

まあ、題名は「おまえが欲しい」より、「ジュ・トゥ・ヴ」のほうが気分がでる。
今日は、こんな気分なのだ。

さて、私がこの音楽日記にサティの曲を書く時は、どういう時かというと、
正直、何にも書けない時である。

今、パソコンに向かっている時のBGMは、サティだが、いったいなんの曲だ・・・
(グノシェンヌみたいだが、何番だかさっぱりわからん(笑))


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コメント 5

Cecilia

前から書きたいと思っていましたが、これには男性用の歌詞と女性用の歌詞があるのです。
同じような状況を男性の立場、女性の立場で歌っています。
ファンだから・・・というのもありますが米良美一さんの「ロマンス」というCDに入っているのが一番のお気に入りです。米良さんにとっても十八番です。
同じサティの「エンパイヤ(アンピール)劇場の歌姫」も米良さんのリサイタルで好きになりました。
by Cecilia (2006-09-01 08:24) 

みどりのこびとちゃん

過去記事へのコメントありがとうございます。
へぇー。男性用と女性用の歌詞があるとは、知りませんでした。
(というより、歌詞の内容を知らない私・・・・)
米良さんのファン(多分)が友達にいるので、こんどCD借りて聞いてみます。
エンパイヤ劇場の歌姫 も気になりますね。
by みどりのこびとちゃん (2006-09-01 23:06) 

Cecilia

このサティがはいっているCDですが、NAXOSでも聴けます。
声楽・マ行で検索すると、「メンデルスゾーン/ヘンデル・・・カウンターテナーとオーケストラのための作品・米良美一」・・・とかいう題になって載っています。
米良さんのCDはBISからほとんど出されています。タイトル名が日本のと違っていたりするのでやっかいですが、確認したところほとんど出ているので感激でした!!(アーティスト名で検索できると良いのですが・・・。)
by Cecilia (2006-09-02 10:21) 

みどりのこびとちゃん

米良さんのこの曲の演奏、聴きましたよ。
米良さんの歌声は、今まで聴いたこの曲のイメージと違いましたが、
とてもすばらしい。(また、この曲でヴァイオリンソロの対旋律は初めてですね)
ついでに、ナクソスで聴けるこの曲の演奏を全部聴いてしまいました。
いやいや、いろいろあるもんだ。(ああ、楽しい・・・・)
by みどりのこびとちゃん (2006-09-03 21:35) 

Cecilia

私もほかの人の演奏を全部聴いてしまいました!!(器楽は聴いていませんが)
楽しいですね~~!!
今日は他にもいろいろ聴いてしまいました。
記事にしようと思いますが、「超絶の口笛」(Whitsling Virtuoso) というのが面白かったです。
by Cecilia (2006-09-03 22:10) 

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