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エチュード作品25-5 (ショパン) [ショパン]

皆さんは、時々(いつもでもいいのですが、)
頭の中で鳴っている 決まった音楽がありますか?
私もそんな音楽が何曲もあるのだけど、
あまり、有名曲でない場合もあります。

今日は、その中の一曲
ショパン作曲のピアノ曲
練習曲集作品25から第5番です。

この曲、ショパンのエチュードの中では、
そんなに有名ではありません。でも、私、
会議中で、ぼっーとしている時に、なぜか、
頭の中で、鳴る曲なのです。
で、右手が、なんとなく、
この曲を弾く形で、机の上を軽く叩いています(笑)

さて、曲です。
基本的に、A-B-A-コーダの3分半程度のピアノ曲で、
Aの部分は、スケルツォ風
Bの部分は、左手に旋律
またAにもどって、印象的な短いコーダ
確かに、Aの部分が、飛び跳ねるような感じで、
面白いし、AとBの対比もあるし、コーダはちょっと違う感じで、
印象的です。
でも、他のショパンの練習曲に名曲はいろいろあるし、
それと比べると、いまいち無名です。
さて、私が、なぜ、この曲に惹かれるかというと、
やはり、Aの部分の右手の形だろうなあ。

この曲、常に、右手の親指が、人差し指の下にいるのです。
(指の番号を下から書くと、だいたい、いつも 
 2-1-5で、和音を弾いている感じです。)
そう、これは、面白い。ということで、
昔、ちょっとピアノで練習したことがあります。
それ以来、その時の右手の感覚が、面白くて、
今でも、退屈になった時に、
時々、机を右手で、この曲を叩いている時があります。
(そんな人いないですよね)

さて、私が勝手に思っている この曲の疑問が、あります。
それは、コーダの右手です。

最後から、9小節目からなのですが、
右手は、下から、ミ-ラ(ソ♯)-ミで、
ラとソ♯のトリルを3と2の指で弾きます。
これがね、
下のミが無かったら、
ラ(ソ♯)-ミ だけなので、
ラとソ♯のトリルを1と2の指で弾くことが出来て
右手の形が、旋律と同じになるのになあ・・・
そうすると、結構終わりまで、右手の感覚が同じなのに(笑)
ははは、そんな音楽的でないことを 勝手に考えているのは、
楽しいです。ハイ

そんなことで、この曲、私の頭の中では、結構、鳴ることの多い曲です。
いないですよね、そんな人・・・

追記、
退屈な会議で、右手は、この曲なのですが、
左手の場合は、スクリャービンの作品9-1を軽く、机の上で弾いてます(笑)

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コメント 4

soumon-kaden

この曲は名曲だと思いますよ。(私もよく頭の中で、この曲が鳴ります。)私は、作品25のエチュードの中では、この25-5と25-7の2曲が特に傑作だと思っていて、今でも大好きな曲です。作曲の神様が降りてきているといった感じですかね?
by soumon-kaden (2015-03-08 11:11) 

みどりのこびとちゃん

soumon-kadenさん、コメントありがとうございます。
この曲のファンがいて、うれしいです(笑)
ショパンのイメージが少ない、独特な雰囲気がいいですね。

by みどりのこびとちゃん (2015-03-08 21:49) 

タカノカズヒロ

この曲は中間部の美しい高揚感が気に入ってます。最初の短調の部分は歌詞を付けてもおかしくないと思います。
by タカノカズヒロ (2015-03-09 21:45) 

みどりのこびとちゃん

タカノカズヒロさん、コメントありがとうございます。
おおっと、この曲に歌詞をつけるとは、思いもよらなかったのですが、
ちょっと考えると、すごく面白いです。素晴らしい。
で、ここにもこの曲のファンがいて、うれしいです。

by みどりのこびとちゃん (2015-03-09 23:31) 

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