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練習曲 作品2-1(スクリャービン) [スクリャービン]

スクリャービンは、今では、私の好きな作曲家の一人なのですが、
最初に聞いた曲は、何だろう。

間違えなく、ピアノ曲の練習曲作品8-12です。(この曲の過去記事は⇒こちら
このショパンの革命にも似た、かっこいい曲を 高校時代に聞いて、
確か、スクリャービンの練習曲数曲とピアノソナタ第5番が入った
レコード(確か、ピアノがリヒテル、メロディアレーベルだったかな)
を買って、聴いたのだけど、お目当ての作品8-12は、入っていなし、
音は、無茶苦茶悪いし、当時の私は、ピアノソナタ第5番は、
当時は、なにがなんだかわからなかった記憶があります。
(ピアノソナタ第5番の過去記事は⇒こちら

で、その中に当時でも、とっても聴きやすくて、
あっ、この感じは、いい曲だなあ。
と思う曲があった。

それが今日の音楽日記の曲、ピアノ独奏曲、
スクリャービン作曲 練習曲 作品2-1です。

この曲、作曲者14歳の時の曲と言われています。
もちろん、スクリャービン後期のあの神秘的な感覚は皆無ですが、
ちょっと、憂いのある、感傷的な旋律が、歌われます。
それに、ちょっとロシア的でもあります。
リズムも伴奏も単純なのですが、
高校時代の私には、短い曲なのに、なぜか、とってもイメージのわく曲で、
当時、輸入の楽譜を手に入れて、
実際に、ピアノで練習しました。
この曲、スクリャービン独特の右手と左手のクロスリズムがないので
結構弾きやすいです。
それに、左手の対旋律の味付けが微妙にいい感じです。
(ちょっとだけ。左手の味付けが私には、難しいです)

スクリャービンの入門曲としてお勧めです。

そういえば、あの名ピアニスト、ホロヴィッツは、
この曲をよく、演奏会で弾いていましたね。

スクリャービンの練習曲では、
作品8-5,9,11,12
作品42-5
あたりも聴きやすいです。

ちょっと、ひねくれた人は、作品65の3つの練習曲かな(笑)

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nzzkn

リヒテルのメロディア盤だと、エチュード選集と、難解なソナタ6番ではなかったですか。

ソナタ5番は、ドビュッシー版画やショパンのバラ四と組んだ素敵なステレオ録音盤がDGGから出ています。イタリアライヴだそうです。

どちらも、LPでもCDでも買いましたよ。
by nzzkn (2014-09-02 15:59) 

みどりのこびとちゃん

nzzknさん、ありがとうございます。
そう、確認しましたが、私が以前もっていたのは、
スクリャービンのピアノソナタ6番の入ったLPレコードでした。
いやあ、お恥ずかしいです。
このレコードを買った時は、まだ、そんなにピアノ曲を知らなく、
音も悪く、このレコードは、リヒテルだったけど、
ほんとうに、よくわからなかった覚えがあります。
リヒテルのステレオ録音の5番は、聴いたことがないので、
今度、機会があったら、聴いてみます

by みどりのこびとちゃん (2014-09-03 00:29) 

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