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ノクターン 作品62-1(ショパン) [ショパン]

あーあ、いつも、12/14は、日記を書いていたのに、
残念ながら、今年は、書きそびれてしまいました。

そう、12/14は、このブログ『みどりのこびとちゃんの音楽日記』
の誕生日(書き始めた日ですね)だったのですね。

そして、もう、7年目に入りました(パチパチパチ)

ちょっと、思っているのだけど、いままで、725曲書いてきたのだけど、
そろそろ、同じ曲を書いてもいいかなあ なんて思っています。
確かに7年前と、ちょっと考えも、聞き方も、よく聞く曲も、変わってきている。
でも、
まあ、がんばって、1000曲までは、違う曲を書こうかなあ、なんても 思っています。
(えっ、どっちなんだ)

まあ、よろしくお願いします。

で、この音楽日記で、一番多く書いた作曲家って、わかりますか?
答えは、ショパンです。

といいつつ、最近は、あまり、ショパンの曲を書いていない。
ということで、

今日の音楽日記は、ショパンの晩年の作品
『ノクターン 作品62-1』です。

ショパンのノクターンというと、初期の作品9-1や9-2。
円熟期の作品48-1 などが、一般的には、人気かなあ。

でも、晩年(といっても、36歳の時の作品だけど)
の作品62の2曲のノクターンは、人気はない?けど、
私は、好きだなあ。
特に作品62-1 のノクターンは、素晴らしいと思いますね。

作曲は、1846年。傑作の舟歌 や 幻想ポロネーズと同じ作曲年です。

曲は、印象的な2小節の和音で始まり、
すぐに、優雅なノクターンの主題となります。
内声部の旋律も効果的で、とっても美しく神秘的な響きです。
中間部は、左手の伴奏のリズムが、結構面白いです。
そして、和声進行も、面白い。
中間部のあとは、お約束で、最初の旋律に戻るのですが、
これが、ずっーと トリルで演奏されるのです。
このトリルをやさしく弾くと、なんともいえない情感が出てきます。
そして、最後のページは、右手で16分音符がゆっくり演奏されて、静かに終わる。

この曲の美しさは、結構いいと思うのですが、
一般的な評価は、どうなのかなあ。

ショパンの後期の作品の中では、短いけど、絶品だと思います。
是非 お勧めです

さてさて、これからも、この音楽日記続けていきますので、
よろしくお願いします。

次は、クリスマスの曲かな?

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コメント 2

な

久々のショパンのお題なので感想入れます。
私もこの曲好きです。

ショパンの後期のノクターンはその和声の洗練されていることで、前期・中期のものとは装いが全く違います。
特にこの曲およびそれと対をなすOP62-2、そしてその前作品であるop55-2に見られる和声の高貴さ、繊細玄妙な色合いは特筆すべきものがあると思っています。
これらは実に味わい深く、滋味あふれた佳品でショパンの全作品の中でも私が最も好むものです。

実は白状いたしますが、他人様に聴かせるピアノの腕前があれば、このOP62-1、とりわけ主部のメロディを美しく響かせたいと言うのが、私の長年の隠れた野望でありましたw。
特に10~11小節の和声の絶妙さは神です。
それ程この主部の旋律は美しい、あえかな響きに満たされております。

でも中間部は微妙。
私が以前読んだショパンの評伝では、著者がこの曲をシマノフスキと全体にわたって詳細に研究したという一文があり、53小節あたりの書法は
「これはショパンと同時代の人たちには理解できなかったのだ。好かれなかったのだ」と書いてありました。
なんとなく納得ですw。
by な (2012-12-25 23:30) 

みどりのこびとちゃん

なるたるさん、コメントありがとうございます。
この後期のノクターンいいですよね。
ショパンの後期の和声は、確かに味わい深い。

シマノフスキーの話は、初めて聞きました。
そうかもです。
by みどりのこびとちゃん (2012-12-26 00:38) 

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