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オーボエ ソナタ(プーランク) [プーランク]

歳をとったからかも知れないけど、
最近、情報過多だなあ、と しみじみ思う。
ネットで、ニュースを見たり、
いろいろなことを調べたり、
知らないことを読んだりするのは、楽しいのだけど、
結構疲れる。
それに、情報過多といいつつ、結局、自分の価値観にあった
ページばかり見ていたりして、なんだかなあ。

音楽も素直に、音楽だけ聴けばいいのだけど、
ついつい、いろいろなことを調べたりして・・・
その結果、迷宮に入ったりして(笑)

なんてね。

で、今日の曲なのだけど、上記の話とは、全く関係ありません。
聞いたことない人は、是非聞いて下さいね
私のお勧めの曲ですよ。
(珍しく、オーボエの曲なのですが・・・)

今日の音楽日記の曲は、フランスの作曲家プーランク
の作曲した『オーボエソナタ』です。

プーランクのピアノ協奏曲は、私、とっても好きで、
この音楽日記でも過去に書いている
⇒過去記事は、ここ と ここ
プーランクという作曲家は、とても洒落た曲を書いているのだけど、
このオーボエソナタも、とっても、いい。
一歩間違えば、癒し系の音楽かもしれないけど、
立派なソナタでもあり、でも、とっても、洒落ていて面白い。

曲は、3つの楽章からなっています。

第1楽章(エレジー)
 冒頭の2小節のオーボエソロに続いて、ピアノ伴奏で
 オーボエが演奏する旋律。これ泣けます。
 とってもとっても、いい旋律です。
 これは、オーボエならではの旋律ですね
 もうひとつの リズムが特徴的な対照的な旋律も、
 プーランクの得意の旋律の形ですね
 この二つの組合せが この楽章をとっても面白くしています

第2楽章(スケルツォ)
 おおっと、この飛び跳ねるような旋律。楽しいです。
 展開もよくて、ついつい、この躍動する音楽に浸れます。
 中間部は お約束のゆっくりした音楽
 その後、また、躍動する音楽に戻るのだけど、
 短く終わる。あっさりしていて、いいです

第3楽章(悼み)
 この楽章は、深遠な音楽になります。
 ピアノが重厚な伴奏をつける中、延々とオーボエが
 悲しい旋律を弾くのだけど、
 一楽章や二楽章の旋律やその変形もでてくるみたいだけど、
 イメージが違っています。
 この楽章は、とても心に染みいる音楽です。

全部で、15分程度の短い曲だけど、
飽きさせない、とても、凝縮した音楽で、
いろいろとつまった プーランクらしい一曲です。

この曲は、ちょっとお勧めの曲ですよ。

オーボエの音色は、忙しい時には、
ちょっといい感じで響くので好きです。

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