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季節はずれのヴァレンタイン(ジョン・ケージ) [ケージ(ジョン)]

さて、今年2012年は、前回の音楽日記で書いたけど、
作曲家タールベルクの生誕200年だけど、
普通には、音楽業界?では、
現代音楽家ジョン・ケージの生誕100年だろうなあ。

でも、音楽としては、断然タールベルクの方が聴きやすいけど、
音楽の世界に、良くも悪くも功績を残したというと、
ジョン・ケージだろう。
ということで、2012年の記念の作曲家二人目は、ジョンケージです。

いままで、ジョン・ケージの音楽は、
2回この音楽日記に取り上げた

■4分33秒⇒過去の音楽日記はこちらジョン・ケージの最も有名な曲ですね。
無音の音楽です。
(昨年のマンドリンオケの演奏会で、なんと演奏?してしまいました。
 これは、大きなホールで演奏すると、すごい緊張感があります
 音楽というより、一種の体験でした。お客さんの拍手が暖かかったです)

■ASLSP⇒過去の音楽日記はこちらこれも有名?な曲ですね
今演奏中のオルガンは、639年かけて演奏している最中です。

まあ、どちらも音楽とはなにか?を強烈に考えさせてくれる。

で、今日の曲は、ピアノ曲です。
2~3分程度の曲で、静かな曲なのですが、
ちょっと聴いただけで、あれっと思う音色で演奏される。
そう、ピアノの弦に、金属等を挟んで、独特の音色を出す
『プリペアド・ピアノ』という奏法で演奏されるのです。

で、ピアノの弦にいろいろ挟むと、残響がなく、
どちらかというと、木琴やグロッケンのような打楽器系の音になる。

まあ、今となっては、『プリペアド・ピアノ』奏法自体、新しい奏法ではなくなったけど、
始めたのは、ジョン・ケージらしい。

『プリペアド・ピアノ』の代表曲としては、
ジョンケージ作曲のバッカナールという曲の方が、
派手だし、打楽器的で、面白いとは思うのですが、

この『季節はずれのバレンタイン』は、とても静かで、
なんか、こっちの方が、なんとなく、いい感じかもしれません。
(あくまで、なんとなくです。よくわからない音楽ではあります)

この曲、かなり昔に、レコードで聴いたことがあります。
なんといっても、題名がすごくロマンティックで、印象的ですね。
だけど、曲は、よくわからないうちに終わりますよ(笑)

あーあ、また今日は、マニアックな曲を書いてしまったなあ。
この曲にはコメントないだろうなあ・・・
私、普段からジョン・ケージの音楽を好んで聴いている訳ではありません。
なにかの時、本当にたまに聴きます(年に一回以下かも)
正直、聴いても ふーん・・・ という時の方が多いのですが、
たまには、いいかもです。

2012年、きっと、例年よりは、ジョン・ケージの音楽が
演奏されるんだろうなあ。
でも、一般向けではないよなあ・・・

次回は、普通の曲書きます。

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Hyacinth House

はじめまして。
この曲をタイトルにしたCDは現在入手が難しいようですね。

私はトイピアノのための曲も好きです。

silenceというコンピレーションに入っている
in a landscapeというハープのソロ(演奏:長澤真澄)
も美しいです。

プリペアド・ピアノに関してはHausckaのインタビューが
面白かったです。
http://www.cdjournal.com/main/cdjpush/hauschka/1000000706
by Hyacinth House (2012-03-07 23:35) 

みどりのこびとちゃん

Hyacinth House さん、コメントありがとうございます。
トイピアノのための曲、聴いたことあります。
トイピアノの音色とケージの音楽がなんとなく、いい感じだと思います
(ははは、ケージの音楽は、いつもなんとなく・・・です)

インタビュー記事なかなかおもしろかったです。

新百合、実はよく行くんですよ
by みどりのこびとちゃん (2012-03-08 21:09) 

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