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ワルツ 愛の歌 作品52(ブラームス) [ブラームス]

さて、先日、私の出演する
さくらマンドリンオーケストラの定期演奏会がありました。
1200名以上のお客様に来ていただき、そして、聴いていただいて、
とても、幸せです。ありがとうございました。
このマンドリンオケ、ステージで、お客様に「夢と幻想」をあたえる演奏を目指しているのですが、
これがなかなか難しいです。
また、私、黒澤明監督の名言「天使のように大胆に、悪魔のように細心に」
という言葉が好きなのです。
結構、大胆な演奏は出来るようになったのですが、
細心な演奏も同時にするのは、これまた難しい・・・
来年も演奏会を開くことは、決定しているので、またよろしくお願いします。
(来年は、2011年10月10日です・・・今から宣伝です)

さて、演奏会の話は、これくらいにして、音楽日記です。
今日は、ブラームスの曲を書いてみよう。

ブラームスというと、交響曲などがすぐ頭に浮かんで、
渋い音楽、強固な構成の音楽・・・などのイメージがありますが、
もちろん、知っての通り、ハンガリー舞曲やワルツなど、
小品にも なかなか味がある曲も多い。

今日の【ワルツ 愛の歌 作品52】もそういう曲で、
・曲の編成は、ピアノ連弾 と ソプラノ・アルト・テナー・バスの4声部
・ということは、6人必要ですね
・全18曲からなっているけど、1曲がだいたい 1~2分程度の小品
・でも、いろいろな雰囲気の曲があって楽しい
・歌詞は、すべて愛についての詩で、ちょっと恥ずかしいかな
・ブラームスは、後に、ピアノ連弾だけの版も作っていて、
 ピアノ好きな人は、こっちの方が聴きやすいかな

18曲を全曲通して聴くというより、
お気に入りの曲を、ちょこちょこ聞くのもいいかな
ちょっとだけ、何曲かだけ解説を・・・
第 1番・・・なかなか雰囲気のいい曲です。
第 2番・・・1番とは、違って力強い曲
第 5番・・・単純な曲ですが、どことなく考えさせる
第 6番・・・歌詞にある小鳥のように愛らしい
第 7番・・・この7番の雰囲気は、ちょっと異色です
第 9番・・・青きドナウに似ている??? 歌詞にドナウがでてくるし
第13番・・・これも鳥のようなイメージがなかなか
第15番・・・符点のリズムが印象的
第16番・・・情熱的ないい曲

私、この曲に関しては、歌付の方が好きです。
この曲の動画を見ると、結構楽しそうなので(笑)
きっと、6人だから、ピアノの連弾も男女ペアでひけば、
3組のカップルで、楽しめる曲です。
ブラームスもそれをねらったのかなあ・・・そんなことないか

とはいえ、ブラームスのイメージが渋いと思っている人は、
違う一面も是非 聞いてくださいね

次回もブラームスの歌曲です。
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なるたる

「愛の歌」・「新愛の歌」は、親しみやすく優しく平易なメロディに溢れていて
ブラームスの違う一面を見せてくれる曲集で、私は思い出した頃にしばし
聴き返します。
リラックス出来るのが何より良いです。

どちらかと言うと、独唱の比重が高く、ハーモニーの彫が深く感じられる「新愛の歌」の方が好みかな。
一番好きなのは「新愛の歌」の第14曲。
後半長調になって幸福感に満ちたワルツを合唱が奏でますが、伴奏のピアノが実に美しい。
合唱を支えるくねくねとうねる伴奏の旋律は、甘美で蠱惑的でとても印象に残ります。
まるで木洩れ日の下にいるような、暖かさと温もりを感じます。

by なるたる (2010-10-24 16:18) 

なるたる

追記。
忘れてたw。
演奏会お疲れ様でした。
今回も大盛況であったことでしょうね。
by なるたる (2010-10-24 16:28) 

みどりのこびとちゃん

なるたるさん、コメントありがとうございます。
そうこの曲、リラックスして聴けます。
やはり、私、オペラより、こういう曲の方が、聴きやすいかな・・・
by みどりのこびとちゃん (2010-10-25 00:20) 

なるたる

お~と、いつの間にかカテゴリーの並び方が変わっている。
50音順かと思うとそうでもないし、下の方に1曲しか記事にしていない
作曲家を纏めたのかと思ったら上の方にもあるし、良く分りません…orz。

ちょっとまたお題とは関係ないけど、youtubeでまた素晴らしい歌声を聴いて大感動しちゃったんでお伝えしますね。

曲は「千と千尋の神隠し」のテーマ曲の「いつも何度でも」。
歌手はウクライナ出身のNataliya Gudziy(ナターリヤ・グジー)
と言う女性。
有名なんでしょうか。

http://www.youtube.com/watch?v=6JiOQ1UBkzU&feature=related

いやぁ、単なるアニメのテーマ曲がここまで心に染み入るとは思いもよりませんでした。
原曲よりはるかに感動しましたよ、これはもう別物だなぁ。
by なるたる (2010-10-31 04:09) 

みどりのこびとちゃん

なるたるさん、コメントありがとうございます。
動画見ました、聴きました。
これは、確かに別物ですね。
原曲と比較してはいけません。
別の意味で、とてもとても すばらしい。

追記
 す、すいません、カテゴリーを50音順にしようとして、
途中で、寝てしまったので・・・(笑)
もう、訂正して、50音順になっています
by みどりのこびとちゃん (2010-10-31 12:17) 

なるたる

ネットで調べたらこの女性、あのチェルノブイリ原発の爆発事故の
被爆者でした。
6歳の時に事故現場から3.5㎞離れたところで被爆し、友人も沢山
亡くなっているとのこと。
原発勤務の父親も被爆して働けなくなり、彼女が一家を養わなければ
ならなくなったらしいです。
おまけに避難勧告で余所に無理やり移住させられ、故郷の村は跡形
もなく壊され…過酷な人生ですね。

音楽的才能に恵まれ、音楽学校で歌と民族楽器のバンドゥーラを
習得し、被爆者の児童たちが中心となった民族音楽楽団に入会し、
被爆者を救うためのチャリティコンサートに数多く参加してますね。
核による惨禍は二度と起きてほしくない、との切実な願いから広島の
原爆記念にも招かれ演奏しています…実に健気な女性なのです。

彼女氏自身も後遺症による死の恐怖に怯えつつ、亡くなった人たちや
失われた故郷への哀しみと再生への希望を込めてこの歌を歌った。

彼女の歌声がこんなにも胸を抉るのは、そういう思いがあったから
なのですね…実に心に沁みる歌声です。おまけに大変な別嬪さんですw。

日本の後援会の招きで何回か来日し、今では日本に在住して日々
演奏活動に追われています。旦那さんは日本人です。
ギャラの多くが被爆者の救済に充てられるのでしょう。

彼女のブログも見つけました。
http://www.office-zirka.com/index.htm
早速、幾つかのCDと著作を発注してしまいましたw。
by なるたる (2010-11-01 18:54) 

なるたる

訂正。

ブログではなく公式ホームページでした。
by なるたる (2010-11-01 18:57) 

みどりのこびとちゃん

なるたるさん、彼女のホームページ拝見しました。
ちょっと別の曲も、ネットで聴いて捜してみよっと
by みどりのこびとちゃん (2010-11-01 21:34) 

なるたる

後援を自称するおかしな政治団体に取り込まれて、変な方向へ
行かないことを祈るばかりです。
でも手遅れかも知れませんorz。
by なるたる (2010-11-02 00:14) 

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