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ワルツ形式の練習曲(サンサーンス) [サンサーンス]

フランスの作曲家サンサーンスを知らない人は、あまりいないだろう。
でも、この作曲家、ちょっとだけ、不遇かもしれない。
サンサーンスの曲の特徴は?
と聞かれたら、あなたなら、なんと答えますか?
多くの人が、「ウィットに富んだ作風」なんて、答えるかも知れない。
そう、やっぱり、【動物の謝肉祭】のイメージが強いですからね。

そう、交響曲は、3曲あるけど、
誰もが、「オルガン付き」しか、演奏しないし・・・
そして、ピアノ協奏曲なんて、5曲とも、なかなかのものだけど、
とても有名という程ではないし、
(私、4番や5番なんてとても好きですよ)
その他にも、オペラや協奏曲や、室内楽や歌曲や・・・
ありとあらゆるジャンルで、作曲している。
でも、そのためかなんだかしらないけど、
この一曲というのが、「動物の謝肉祭」というのが、いけないのかもしれない。

でもですね、サンサーンスという作曲家、すごく才能があると思いますよ。
いわゆる天才肌の作曲家の分類かな(笑)

さて、今日の音楽日記は、サンサーンスのピアノ小品を一つ書いてみよう。
サンサーンスが作曲した【6つの練習曲】より、
第6曲の【ワルツ形式の練習曲】です。

この曲、有名なのか、無名なのかよくわからない。
サンサーンスの代表的なピアノ小品として、よく言われるが、
音源は、少ないですよね。

5分かからない、短い曲だけど、
そして、軽い感じの曲だけど、
いろいろとつまっている。

この曲は、3つの主題からなっています。
8分音符がざわめく、最初の主題
3拍子のワルツのリズムの中に、4連符が入って、ひっかかるような感じが
なかなか粋な味を出している、二つ目の主題
技巧的な感じの三つ目の主題
これが、組み合わされて、絶妙な味のピアノ小品だ。

こんな曲をさらっと、弾けると、いいなあ。

サンサーンスは、ピアノの名手だったそうだ。
きっと、こんな曲、ささっと、弾いて、かっこよったんだろうなあ・・・

この曲も、イメージとしては、軽妙という感じかもしれない。
でもね、サンサーンスは、これだけではないのですよ。
実際、この6つの練習曲も、フーガの曲があったり、いろいろだ。

ということで、次回は、ちょっとがんばって、
サンサーンスのオペラを書いてみよう。
サンサーンスって、オペラを15曲も書いていたの知っていました?
私は、一曲しか知らなかったです。ハイ

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