ギター協奏曲 ニ長調(カステルヌオーヴォ=テデスコ) [テデスコ]
ギター協奏曲シリーズの第2弾である。
(でも私の知っているギター協奏曲は、少ないので、きっとすぐ終わるシリーズだろうな(笑))
さて、カステルヌオーヴォ=テデスコと言う作曲家を知っているだろうか?
クラシック音楽ファンでも、知らない人は、多いかもしれない。
ということで、ちょっとだけ紹介を・・・
・1895年生まれのイタリアの作曲家(後アメリカに移住)
・歌劇・管弦楽・協奏曲・室内楽・ピアノ曲・ギター曲・合唱曲など、
作品は、あらゆる分野にわたっている。
(おっと、ピアノ協奏曲も2曲作曲している・・・探して、聴かねば・・・)
・曲想は、明解で、旋律はわかりやすい。
まあ、もっと詳しく知りたい方は、ネットで検索してくださいな。
この人には、ギター協奏曲が2曲あり、
そのうちの1番は、ギター協奏曲の中では、ひょっとしたら、
アランフェス協奏曲の次ぐらいに、有名な曲かも知れない。
早速、曲の紹介だ。
曲は、3楽章からなり、バックの管弦楽の編成は、小編成で1938年に作曲されている。
第1楽章
最初に聞いた時、かわいらしい音楽だなあ。と思った。
今でもその印象は、変わらない。
旋律やリズムがとても素直なのだが、素人ではない、洗練された作曲だ。
ギターが、小編成の管弦楽と共に、言葉のように語りかけてくる。
そう、イメージとしては、ディズニーの【くまのプーさん】の音楽かな
第2楽章
アランフェス協奏曲もそうだが、このギター協奏曲の2楽章も絶品だ。
アランフェスの2楽章は、スペインの情緒をイメージさせるが、
この曲は、とてもロマンテックで、
恋人の語らいをイメージさせる。
ギターがゆっくり歌う旋律は、なんともいえない雰囲気だ。
第3楽章
これまた、前の2楽章と雰囲気が、がらっと変わって、
活気あふれる音楽だ。決然とした舞曲風の主題は、かっこいい
この曲は、カデンツァが何カ所があるが、どれも、なかなか、聴かせ所だ。
カステルヌオーヴォ=テデスコは、ギターは、まったく弾けなかったそうだ。
有名なギタリストのセゴビアが、ギターの調弦方法と、なにかのギター曲を渡して、
この作曲家に、ギター独奏曲を作曲依頼したのが、ギター曲の作曲のはじまりらしい。
それで、何年後かには、こんな素敵なギター協奏曲を作曲するのだから、
プロは、たいしたものだ。
カステルヌオーヴォ=テデスコのギター協奏曲を聴いていない人がいたら、
ちょっと聴いてみましょうよ。
人生が、ちょっとだけ、楽しくなるような、素敵なギター協奏曲です。(本当)
(特に第1楽章)
さてさて、次回のギター協奏曲は???
(でも私の知っているギター協奏曲は、少ないので、きっとすぐ終わるシリーズだろうな(笑))
さて、カステルヌオーヴォ=テデスコと言う作曲家を知っているだろうか?
クラシック音楽ファンでも、知らない人は、多いかもしれない。
ということで、ちょっとだけ紹介を・・・
・1895年生まれのイタリアの作曲家(後アメリカに移住)
・歌劇・管弦楽・協奏曲・室内楽・ピアノ曲・ギター曲・合唱曲など、
作品は、あらゆる分野にわたっている。
(おっと、ピアノ協奏曲も2曲作曲している・・・探して、聴かねば・・・)
・曲想は、明解で、旋律はわかりやすい。
まあ、もっと詳しく知りたい方は、ネットで検索してくださいな。
この人には、ギター協奏曲が2曲あり、
そのうちの1番は、ギター協奏曲の中では、ひょっとしたら、
アランフェス協奏曲の次ぐらいに、有名な曲かも知れない。
早速、曲の紹介だ。
曲は、3楽章からなり、バックの管弦楽の編成は、小編成で1938年に作曲されている。
第1楽章
最初に聞いた時、かわいらしい音楽だなあ。と思った。
今でもその印象は、変わらない。
旋律やリズムがとても素直なのだが、素人ではない、洗練された作曲だ。
ギターが、小編成の管弦楽と共に、言葉のように語りかけてくる。
そう、イメージとしては、ディズニーの【くまのプーさん】の音楽かな
第2楽章
アランフェス協奏曲もそうだが、このギター協奏曲の2楽章も絶品だ。
アランフェスの2楽章は、スペインの情緒をイメージさせるが、
この曲は、とてもロマンテックで、
恋人の語らいをイメージさせる。
ギターがゆっくり歌う旋律は、なんともいえない雰囲気だ。
第3楽章
これまた、前の2楽章と雰囲気が、がらっと変わって、
活気あふれる音楽だ。決然とした舞曲風の主題は、かっこいい
この曲は、カデンツァが何カ所があるが、どれも、なかなか、聴かせ所だ。
カステルヌオーヴォ=テデスコは、ギターは、まったく弾けなかったそうだ。
有名なギタリストのセゴビアが、ギターの調弦方法と、なにかのギター曲を渡して、
この作曲家に、ギター独奏曲を作曲依頼したのが、ギター曲の作曲のはじまりらしい。
それで、何年後かには、こんな素敵なギター協奏曲を作曲するのだから、
プロは、たいしたものだ。
カステルヌオーヴォ=テデスコのギター協奏曲を聴いていない人がいたら、
ちょっと聴いてみましょうよ。
人生が、ちょっとだけ、楽しくなるような、素敵なギター協奏曲です。(本当)
(特に第1楽章)
さてさて、次回のギター協奏曲は???
2008-05-27 23:14
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コメント(7)
NMLが聴けるようになってから気になっていてちょっとだけ聴いた事があります。
名前がとても気になりますよね!
カステル(カステラみたい。城という意味でしょうかね?)ヌオーヴォ(新しい)テデスコ(イタリア語でドイツという意味だったはずですが・・・)
また聴いてみます。
by Cecilia (2008-05-29 13:10)
youtubeで見つけましたよ。
http://jp.youtube.com/watch?v=TOFNqXMrhyw
これは何楽章かな?
なんか映画音楽っぽいですね、結構俗っぽい。
アメリカへ渡ってからは映画音楽にも関係してたからかな。
現代作曲家のイメージとは違って、存外聴きやすいですね。
by なるたる (2008-05-30 00:08)
Cecilia さん、コメントありがとうございます。
ははは、確かに気になる名前です。
でも、きっと、この名前で、損もしていますね。
カ行で始まるのか、タ行で始まるのかわからないし、
どうも、読みにくい・・・・
ちなみに、全部だと、マリオ=カステルヌオーヴォ=テデスコ です。
覚えられない・・・・(笑)
by みどりのこびとちゃん (2008-05-30 23:36)
なるたるさんが、ギター協奏曲にコメントされるとは、
思いませんでしたよ(笑)
さすが、幅広い
これは、三楽章ですね
映画音楽は、いっぱい作曲しているみたいです。
by みどりのこびとちゃん (2008-05-30 23:38)
いやいや、みどりのこびとさんの幅広さにはとても及ぶべくもございません。
by なるたる (2008-06-04 21:23)
はじめまして、、。
Cecilia さんのブログは、時々読ませていただいております。
本日は、テデスコを発見したので訪問させてもらいました。
この第2楽章はスペインというよりは、テデスコの生まれ故郷・イタ
リアのフィレンツェの丘をイメージして創ったとか、どっかで読んだこと
があります。
この丘に一度はいてみたいと30+α年前?からの願いです。
本当にあるのかな??
テデスコがちょうどイタリアでの仕事がなくなりアメリカに亡命せざるをえない辛い時期でもありました。
この2楽章は「望郷の念」に駆られて、、らしいです。
自分のブログでここら辺のところを書きました。
PR紹介になってすみません。(ゴメン)
by takataka (2008-06-28 00:06)
takatakaさん、コメントありがとうございます。
テデスコに関する、ブログ読まさせてもらいました。
いやいや、こちらのブログと違って、大変勉強になります。
熱い思いが伝わりますよ。
by みどりのこびとちゃん (2008-06-28 00:24)