花の歌(ランゲ) [ランゲ]
さて、この音楽日記、最近は、ちょっと難しい曲ばかり書いている。
ということで、今日は、息抜きに、愛らしいピアノの小品だ。
ピアノの発表会では人気の曲。
ピアノ名曲集とかのCDには、乙女の祈りなどと一緒に結構入っている。
ちょっと前に、テレビでも使われたかな。(あれっ、何だったかな?)
今日の音楽日記は、ドイツの作曲家グスタフ・ランゲの有名な曲。
【花の歌】だ。
グスタフ・ランゲという作曲家は、400曲以上のピアノ曲を作曲したらしい。
その多くが、サロン風の聴きやすい音楽と言われている。
中でも最も有名な曲がこの【花の歌】だ。
曲は、6/8で、おおらかだが、甘い素直な旋律で始まる。
別の主題や右手オクターブの旋律も、どこか、花の風景を感じさせる。
途中に二カ所、カデンツァ風のパッセージが入るのも、発表会で、人気のある理由か・・・
最後は、ちゃんとコーダもついている。
まあ、特にどうのこうのいう曲ではないと思うのですが、
たまに聴くと、ああ、なんとなくいいなあ、と思う曲です。
そういう曲も大事だ。
ランゲの曲には、【埴生の宿の主題による変奏曲】というのもある。
うーん、タールベルクと比べると、サロン風の曲だが、それなりに、なかなかだ。
あと、【モーツァルトの歌曲によるソナチネ】もおもしろいと、思うのだが・・・
話をもとにもどして、
この有名な【花の歌】だが、
最初の主題の左手の伴奏の頭が、オクターブでなければ、
とても弾きやすいのになあ・・・と思うのは、私だけ?
子供のころ、大好きでよく弾いていました。
比較的弾きやすくて!
”銀波”って知っていますか?
全音の楽譜(名曲集)にあるはずですが。
あれを弾くとうまくなった気分になりました。
時々懐かしくなります。
「モーツァルトの歌曲によるソナチネ」・・・興味あります。
by Cecilia (2007-08-08 00:00)
この曲は三つ年下の妹がよく練習していた曲で、おまけに奴のピアノの発表会の曲でもあったから、耳タコで覚えてしまいました、懐かしい。
もう40年以上も昔の話です。
「埴生の宿の主題による変奏曲」もあるのかぁ。
タールベルクに何処までタメ張れるのかな、CDあるんですかい?
サロン風のピアノ曲ばかり作曲した、とあるんでHMVのネットショップで検索して見たけど、まったくヒットせず。
纏まった曲集でさえ唯の一枚もありません。
普通は隠された交響曲やらピアノ協奏曲やら室内楽曲がきっとあるはずなんだけど、見事に肩透かしでしたw。
ブルグミュラー(と言っても弟のノルベルトの方だけど)でさえ様々な大規模曲があるのに、ランゲちゃんたら、正真正銘のサロン作曲家だったのね…orz。
by なるたる (2007-08-08 21:19)
Cecilia さんコメントありがとうございます。
銀波 もちろん知っています。
最近聴いていません。
ちょっと、ピアノ名曲集をひっぱりだしてみます。
「モーツァルトの主題によるソナチネ」は、三つの楽章とも、
有名な歌曲の主題からとられています。
結構、弾きやすい、やさしい曲なので、今度、音楽日記で書きますね
by みどりのこびとちゃん (2007-08-08 23:56)
もちろん、タールベルクのそれと比べると、
技巧的にも、音楽的?にも、規模は小さいです。
私は、「ランゲ・ピアノ小品集」という楽譜をもっています。
ドレミ出版なので、どこでも手に入ります。
その中に、【ホーム・スイート・ホーム幻想曲】として、譜面があります。
自分でちょっと弾いただけで、CDは、もっていません。
今度、この音楽日記に書きましょう。
なんか、CDは、あるみたいですよ
by みどりのこびとちゃん (2007-08-09 00:01)
「花の歌」は懐かしいですね。高校生の頃、合唱部でした。
パートの音取りを、1フィンガー・ピアノでしているうちに、
ピアノを弾いてみたくなり、コンコーネの伴奏などをヨタヨタ練習(我流)
していた頃、持ち曲にしてました。(他にはジムノペディなど・・・)
中間のカデンツ風のパッセージ2ヶ所が、いつも超鈍速でした・・・。
ずっと後、滝廉太郎の「憾」を知りました。
そこには、いつぞやのあのアルペジオが。
「パクりやないかいっ」と思わず突っ込んでみたり。
by ローター (2007-08-22 23:31)
花の歌は、みなさん、懐かしい思い出があるみたいですね。
そういう曲なのかも・・・
ははは、滝廉太郎の「憾」は、サンプラーCDで持っています。
by みどりのこびとちゃん (2007-08-22 23:45)
どうも、失礼します。
'最初の主題の左手の伴奏の頭が、オクターブでなければ、
とても弾きやすいのになあ・・・
大同感。
かといって、どちらか1音を外すと、ベースがスカるか
内声のアルペジオが歯抜けになるかどちらかなので、
昔から、「ええい、鬱陶しいなあ」と思いつつ、音のバランスを苦心してた。
オクターブ=和音。 =和音の弾き方
を始めて突きつけてきた曲。
by ローター (2007-08-23 00:18)
こんばんは。
「花の歌」、いい曲ですよね♪
来月、友達の結婚式で、この曲を弾く予定なのですが、、、
この曲に込められた想いやそのいわれなど、調べてみてもなかなかでてこないのです。
知っていたら教えてください~☆
どうぞ、よろしくお願いいたします!
by ミッフィー (2007-09-06 00:45)
ミッフィー さん、コメントありがとうございます。
花いっぱいの、結婚式で弾くには、ぴったりの曲ですね。
そうか、ランゲは、どんな気持ちで書いたのですかねえ・・・
有名な作曲者なら、いろいろ資料がありそうですが、
ランゲに関しては、わかりませんね。
しかし、エーデルワイスや、のばら 等の作品を聴いても
サロン風の作品なので、
花を想って、おおらかな気持ちで、弾かれればいいのでは・・・
ははは、全然参考になりませんね。す、すいません(笑)
by みどりのこびとちゃん (2007-09-06 23:37)
初めましてuniともうします
まさにミッフィーさんと同じく
来週あたり妹の結婚式でこの曲を弾こうと思っていて
いわれを調べていたのです。
本当に少ないんですよ。。。
花を想っておおらかな気持ち。参考にしますっ
ピアノってイメージ大切ですよね。
by uni (2007-09-11 16:34)
uniさん、コメントありがとうございます。
私は、音楽の演奏には、もちろん、
楽典などの知識や、技巧なども必要ですが、
一番は、いかに、イメージや幻想を
伝えられるかにかかっていると思っています。
結婚式の演奏がんばって下さい。
by みどりのこびとちゃん (2007-09-11 23:31)