カンタータ第1番【暁の星のいと美しきかな】BWV1(J.S.バッハ) [バッハ(J.S.)]
さて、レオナルド・ダ・ヴィンチの【受胎告知】という有名な絵が
日本に来ているのは、多くの人が知っていると思う。
絵画に関しては、そんなに詳しくはないし、
(クラッシック音楽に関してだって、結構いい加減だけど・・・)
さらに、イエス・キリストを題材とした、宗教画ということで、
この絵のバックグランドは、よくわからないのだが、
有名な絵だけに、このダ・ヴィンチの【受胎告知】という絵は、昔から知っていた。
実物の絵というのは、不思議なもので、写真にはない力を持っていると思っている。
この機会を逃したら、イタリアに行って見るしかないので
(間違いなく、お金の無い現状では、可能性は低い(きっぱり))
ということで、日曜日(6/17)に上野の美術館に、見に行った。
この日は、実は、最終日だったので、かなり混んではいたが、
ゆっくり見ることができた。
うーん、思ったより、小さかったが、
ダ・ヴィンチの遠近法を駆使した、とても丁寧で、
そして、なにか、不思議な絵をこの目で見られたのは、いい体験だった。
やはり、実物の絵画には、そうだと思うからかも知れないが、力がある。
この絵は、とかく、遠近法や構図などの話になりがちだが、
とてもイメージがわく絵画だと思う。
(この絵は、右横から見る構図だ。というのは、ものすごく有名な話なのですね。
絵画に詳しくない私は、昨日まで知りませんでした。・・・(反省))
さて、【受胎告知】というのは、聖書の中では有名な話で、
マリアに天使が、キリストを身ごもることを告げる話らしい。
このブログは、一応クラッシック音楽に関するブログなので、
【受胎告知】に関係するクラッシック音楽は、なんだろう?と調べていたら、
すばらしい曲に出会った。
それが、今日の音楽日記の曲。
バッハ作曲のカンタータ第1番【暁の星のいと美しきかな】BWV1である。
(BWV番号の1番の曲です!・・・バッハ中期の曲だけど・・・)
バッハは、カンタータを約200曲(300曲?)作曲しているが、
その第1番は、この【受胎告知】の祝日用に作曲している。
当然、この曲は、昨日の夜、初めて聴いた。
スコアはもちろん無いし、
以下は、初めて聴いたこの曲の感想だ。
全体的に、ずいぶん、明るくそして、落ち着いた曲だと思う。
そして、しみじみと、幸せになれる曲だと思う。
第1曲は、落ち着いた中でも華やかさがあり、
第3曲は、管楽器の素朴な味わいと、ソプラノの声が合っている。
そして、最後の曲は、きっと、誰でも幸せにさせてくれる音楽だ。
暁の星とは、イエスのことらしい。
クラッシック音楽には、まだまだ、いい曲がいっぱいある。
バッハのカンタータを全曲聴こうとは、まだ思えないけど、
こんなすばらしい曲と出会えるのも、天使のおかげかな(笑)
さて、今日こそ、ピアノの小品を書こうと思っていたが、
違う曲となってしまった。
(ピアノ曲のファンの方、次回は、きっとピアノ曲です。・・・多分)
あ~先を越されました!
でも書くきっかけになりました。
ブクステフーデの「暁の星~」で書きました。
バッハのほうは明日以降書きます。
「受胎告知」、うらやましいです。
by Cecilia (2007-06-19 01:01)
す、すいません。先を越してしまいました(笑)
しかし、この曲、初めて聴いたのですが、なかなか良いです。
Ceciliaさんのブログをよんで、違う演奏も聴きました。
なるほどなあ・・・
話変わって、「受胎告知」は、
もうちょっと、人が少なくて、ゆっくり見たかった気もしますが、
やはり、一度は見ておいてよかったです。
by みどりのこびとちゃん (2007-06-19 22:39)