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4本のホルンのためのコンチェルトシュテュック(シューマン) [シューマン(ロベルト)]

さてさて、またまた、管楽器の為の協奏曲である。
まあ、今回まで、つき合ってもらおう。
なぜか、無性に管楽器の協奏曲の曲を聴きまくっているのです。
(次回、ピアノ曲にはたして戻るのか・・・・・?)

さて、今日の曲は、シューマン作曲の
【4本のホルンのためのコンチェルトシュテュック】です。

さて、ホルンというと、なにを思いうかべるだろう?
管楽器がよくわからない私は、
管楽器の中でもホルンは、結構正確な音程を出すのが、難しい楽器ではないか?
と勝手に思っている。
よく、昔は、アマチュアのオーケストラの演奏会に行ったが、
ホルンの音程がよく気になったものだ。
(いやいや、決してへたとかそういうんじゃないです。ハイ)
しかし、とても豊かな音色も出すときもあって、なかなかあどれない楽器だと思う。

さて、今日の曲だ。
4本の独奏ホルンと、管弦楽の為の協奏曲で、
独奏ホルンのパートは、とても難しいらしい。(とっても高い音がでてくるらしい)

第1楽章は、4本のホルンのファンファーレで気持ちよく始まる。
とても生き生きとした楽章で、壮大な主題が展開されるのだが、
4本のホルンの音色と、シューマン独特のあの管弦楽の音色がとても合っていると思う。

第2楽章は、悲しげな旋律のカノンで始まり、
途中の4本のホルンで奏でられる響きの旋律は、とても印象深い(この部分好きですね)

第3楽章は、シューマンお得意のリズム動機で統一されている。
4本のホルンがとても、楽しそうに、生き生きと演奏している。
(うーん、楽しそうに聞こえるけど、弾いているのは、大変なんだろうなあ・・・)
第2楽章の印象的な主題も再び表れ、
はなばなしく終わる

この曲、4本のホルンの為の協奏曲という特殊な構成に目がいってしまうが、
いやいや、なかなかシューマンならではの美しさと、響きを持っていて、
なかなか、聴いて楽しい音楽だ。(それに18分程度の曲だし・・・)

さて、この曲、私は、なんで、興味をもったかというと、
やはり始めは、4本のホルンの為の協奏曲という構成の特殊性だった。
なにかの本で、この曲のことを知り、
うーん、一度聴いてみたいと思っていたが、
CD時代になり、CDを買って聴いて、
ああ、独特の構成だけでなく、
いい曲じゃないか、思ったのです。

しかし、一つだけよくわからない。
もちろんこの曲の実演を見たことは、ないのだが、
4人のホルン奏者は、どの位置に立って演奏するんだろう?

 ・指揮者の横、下手よりに4人・・・・・うーん、窮屈そうだ
 ・指揮者の前(オケの前)に4人・・・・うーん、せっかくのソロが指揮者の影に隠れる
 ・指揮者の後ろ(客席側)に4人・・・・やっぱりこれかなあ、でも指揮者見えないよ
 ・指揮者の横に2人づつ・・・・・・・・・・やっぱり4人並ばなくてはつまらないですよね

ということで、私は、
4人の独奏者は、「指揮者の後ろ(客席側)に4人」と思っているのですが、
そうなのかなあ・・・・?


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コメント 5

hiyokan

次はSAXですかね?
サイバーバードとか(笑)
by hiyokan (2007-05-25 23:16) 

みどりのこびとちゃん

残念!吉松隆の作品なら、メモ・フローラが先ですね。(笑)
by みどりのこびとちゃん (2007-05-26 09:12) 

なるたる

おっと、この曲見落としてました、遅まきながら一言。

とっても能天気な曲で、私のイメージするシューマンにはそぐわない何とも表現しづらい曲で、正直評価に困ってしまいます。
割りと人気は高いんだけど、何だかなぁ…。

ホルンて元々響きが悠長な楽器なんで、陰影がなさ過ぎると言うか、あっけらかんとし過ぎると言うか、シューマンらしい不健康さ・神経質さがありませぬ…。
明朗で雄々しいのは分るにしても、身も蓋もない明るさと言うのも身の遣り場に困ってしまいますw。

ブラームスのホルン三重奏曲なんかの方が私の好みには合います。
by なるたる (2009-11-07 22:58) 

なるたる

これ見ると、「指揮者の横、下手よりに4人」が正解みたいですね。
うーん、確かに窮屈そうだw。

http://www.youtube.com/watch?v=C4dtVsYoNjY
by なるたる (2009-11-08 20:26) 

みどりのこびとちゃん

動画みましたよ。
うーん、そうですよね、この配置しかないですよね
でも、1stヴァイオリンは、全然、見えなくなりますし、
本当に窮屈そう・・・・
by みどりのこびとちゃん (2009-11-08 23:31) 

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