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小組曲より【夜想曲】(ボロディン) [ボロディン]

今日は、新大阪へ仕事で出張だった。
こんな時には、新幹線の中で音楽を聴くに限る。

今日、聴いていたのは、ソフロニツキーのピアノで、ロシアのピアノ音楽だった。
ボロディン・リャードフ・グラズノフ・スクリャービン・カバレフスキー
のちょっと、無名なピアノ小品ばかりだ。

今日の音楽日記は、その中から、
ボロディン作曲のピアノ曲
小組曲より【夜想曲】である。

ボロディンの夜想曲といえば、この曲ではなく、有名な曲がある。
弦楽四重奏曲第2番の、ノクターンである。
この曲は、知っている人が多いと思う。
とても、ロマンティックな名曲だ。
(昔、FMの音楽番組のテーマ音楽でもありましたね)

同じ作曲者で、題名は、同じ【夜想曲】だ。
きっと、この曲も、同じようなロマンティックな曲想だろうなあ、
と思って聴くと、ちょっと違う。

この曲は、二分少々のピアノの小品である。
始まりは、ホフマンの舟歌 に似た、旋律で始まり、
(リズムは、違うのですが、なんとなく・・・)
夜想曲の雰囲気というより、
(どうしても、夜想曲というと、ショパンの夜想曲のイメージが強い)
同じ夜でも、夢の世界に浸っていく雰囲気だ。
それも楽しい夢だ。
子供が楽しい夢を見ているイメージだ。

とりたてて、この音楽を聴け。
という曲ではない。
しかし、ピアノ小品としての可憐な魅力をもっている曲だと思う。

ちなみに、ボロディンの小組曲は、全部で七曲からなるピアノ小品集で、
マズルカや夢想 等どれも、とてもチャーミングな曲ばかりだ。

ロシアだけでなく、ピアノ曲には、小品でもとてもいい曲がいっぱいある。
これからも、いろいろな曲を聴いていきたいものだ。


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