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メヌエット(パデレフスキー) [パデレフスキー]

ええっい、今日は、一日に一挙に3曲の音楽日記だあ。
(いえいえ、今日は、決して暇だったわけではありませんよ。
 この暑い中、家族で、お墓参りにいって、
 アスレチックのある公園にいって、くたくたになって、
 あげくのはてに、車庫入れで、置いてある自転車にぶつけるし・・・トホホ
 みなさんも、車の運転は、最後まで気を抜かないようにしましよう。)

そんなことは、さておき、
今日の朝のテレビ「題名のない音楽会」で、
クラッシック音楽の一発屋というのをやっていた。
(羽田健太郎になって、この番組は、よく見る私・・・)
その中の一曲に入っていたのが、今日3曲目の音楽日記の曲。
ポーランドの作曲家パデレフスキーが作曲した【メヌエット】である。

この曲は、聴いてみれば、ほとんどの人が知っているだろう。
ちょっと解説を
 ・作曲家パデレフスキーは、ショパンと同じ、ポーランドの作曲家である。
 ・ただし当時は、、作曲家より、ピアノ演奏家として有名
 ・パデレフスキーは、なんと、ポーランドの首相を務めたこともある。
 ・この曲は、演奏会用ユモレスク作品14の6曲の1曲目【古風なメヌエット】である
 ・一発屋?として、テレビで紹介されていたが、交響曲やピアノ協奏曲を始め、
  ピアノ独奏曲等、数多くの作品がある。

さて、【パデレフスキーのメヌエット】である。
4分弱の短い曲で、
3拍子の単純な優雅なメヌェット主題で始まる。
まあ、曲は、複雑な展開は無く、ピアニスティックな装飾に彩られて
この主題が優雅に奏でられる
たしかに、貴族的な優雅がだだよっている。
その香りが、この曲をここまで有名にしたのだろう。

この曲に関しては、以下のようなエピソードがあるというのを読んだことがある。

ある音楽評論家が「モーツァルトに比較できる作曲家は現代にいない」
と言ったのを聴いたパデレフスキーが、
この音楽評論家に、自作のこのメヌエットをモーッアルトの無名の曲と言って
演奏した所、その批評家は、
「こんなすばらしいモーツァルトの曲があったとは・・・」と絶賛したという。

しかしですね、たぶんこの話は、私は、眉唾ものだと思う。
確かに、このパデレフスキーのメヌエットは、貴族的な優雅さにあふれてはいるが、
モーツァルトの曲想とは、完全に違うだろう。
音楽評論家だったらわかるだろうに・・・・・
多分作られたエビソートでないのかなあ
(いやいや、本当かも知れません。私が勝手にそう思っているだけですので)

まあ、こんなエピソードがあるというのも、名曲の証拠だろう。

追記
 パデレフスキーの演奏は、録音も残っているし、ピアノロールでの記録もかなりある。
 それを聴くと、たしかに昔のよき時代のピアニスト解釈で、ちょっと大げさだか、
 にくめない演奏ですね。
 あっ、ピアノ曲では、メヌエット以外では、
 【スカルラッティ風奇想曲】も軽快で、いい曲ですし、
 あと、作品16-4の【夜想曲】も、ポピュラー風でなかなかよいですよ。
(宣伝しないと、メヌエットだけの一発屋というのもかわいそうですからね(笑))


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yu-hiki

今度この曲を演奏することになりました。
1度知り合いの演奏会のアンコールで聴いただけで
題名もその時は分からなかったのですが・・
いつかこの曲を弾こうと思っていて今日楽譜を手に入れました♪
・・で、この曲を弾くにあたって調べていたところ、
ここにたどり着きました☆w
貴重な情報ありがとうございます(^_^)
 後、幻想的クラヴィアクも弾こうと思っていろいろ調べ中です。。
by yu-hiki (2007-03-15 23:26) 

みどりのこびとちゃん

yu-hiki さん。過去記事へのコメントありがとうございます。
パデレフスキーのメヌエットを弾かれるとのこと。
いいですねえ・・・
幻想的クラヴィアクも弾かれるのですか?
私は、こういう楽しいサロン風の小品は大好きです。
ポーランド風で、メヌエットに似た、右手の早い音階があるので、
いかにもパデレフスキーといった感じの曲ですよね。
そのうち、この音楽日記でとりあげるか(笑)
by みどりのこびとちゃん (2007-03-16 22:07) 

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