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トッカータとフーガ ニ短調(バッハ) [バッハ(J.S.)]

さて、いいかげんな文章?で、音楽を紹介するこの音楽日記も、
曲を知っていないと、確かに分からない(分かるように書いていない気も・・・)
といっても、有名な曲ばかり、書くのもなんなので、いつものペースで、
バロックから現代音楽まで、適当にその日に聴いたり、興味のある音楽を
書いていこうと思う。(継続は力なり、かな)

ということで、今日は、
【クラッシック音楽を聴き始めた時には、よく聴いたが、
        いつのまにかあまり聴かなくなったシリーズ】のシリーズ第4弾(多分)
である。(こんなシリーズあったの知ってますか?)

今日の音楽日記の曲は、J.S.バッハ作曲の【トッカータとフーガ ニ短調】である。

さて、この曲の冒頭の旋律を知らない人は、まずいないだろう。
(嘉門達夫の替え歌メドレーの最初を思い浮かべる人もいるだろう。
 また、ある人は、ディズニー映画のファンタジアを思い浮かべるかも知れない。)

この曲、もちろんバッハが作曲した、原曲は、オルガン曲だが、(25歳位の作曲らしい)
私は、昔々、ストコフスキーの管弦楽編曲のレコードをもっていて、
クラッシック音楽を聴き始めた頃、良く聴いた記憶がある。
その中には、この曲の他に、小フーガ等のバッハ作品が華麗な編曲で入っていて、
その頃は、バッハの音楽とは、豪華で華やかな音楽だと思っていた。

そのうち、バッハの曲もいろいろ聴くようになり、
もちろんオルガン曲も聴くようになったが、
この【トッカータとフーガ ニ短調】は、あまりに超有名曲すぎたのだろう、
気恥ずかしさ?があって、CDの世の中になってからは、滅多に聴かなかった。
(もちろん、私の現在のデジタルオーディオにも入っていない。)

さて、この音楽日記を書くために、久々にこの曲を聴いた。

もちろん、原曲のオルガン演奏と、
昔々聴いていた、懐かしい、ストコフスキー編曲の管弦楽の演奏と、
派手な編曲ではない、フリードマン編曲のピアノ独奏の演奏と
なぜかもっている、ちょっと変わったマンドリン合奏の演奏
である。

聴いてみて思った。これは、やっぱりいい曲です。というより名曲ですね。

まず、やはり、冒頭の部分は、なんといってもこの曲の顔である。
トッカータの部分は、自由自在に音楽が進む。
そして、フーガの出だしこそ、普通だが、音楽が進むにつれ、フーガというより、
一つの物語のような音楽になってくる。バラードだなこれは(笑)

バッハのフーガというと、どうしても形式ばったものを想像してしまうが、
これだけ、感情の入った曲もめずらしいと思う。

とここまで書いていたが、ネットでこの曲を調べてみたら、
いろいろと知らないことがあった。

とうことで、この【トッカータとフーガ ニ短調】について、
私が、へぇー と思ったことをちょっと書くと、

1.冒頭の旋律の弾き方は、通常「ラ・ソ・ラ」だが、「ラ・ソ#・ラ」の弾き方もあり、
  さらに、「ラ・シ・ラ・シ・ラ」という弾き方もある。(へぇ)

2.この曲は、他のバッハのオルガン曲と比べて、異なった趣がある為、
  バッハの真作ではない。という説もある。(この説、知っていましたか?)
  (解説を聞くと、なるほどと思ってしまう。)

なには、ともあれ、久々に聴くと、新鮮な曲に聞こえます。

多分、誰でも、音源はあると思うので、たまには、聴くのもいかが・・・・

本当は、ヨーロッパの教会のパイプオルガンで聴くと、雰囲気がでるのかなあ・・


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なるたる

前奏曲とフーガ BWV543をリストがピアノ曲に編曲した物をご存知でしょうか?

ワイセンベルクのピアノで聴くこの曲は、バッハ原作の素晴らしさを上回るそれはスリリングで心惹きつけるピアノ曲に仕上がっています。
同時録音のご紹介のトッカータとフーガ ニ短調やブゾーニ編曲のシャコンヌ、半音階的幻想曲とフーガのピアノ編曲も、原作にはない鋭い煌きが魅力的な名演奏と個人的には思っています。
by なるたる (2007-04-27 01:58) 

みどりのこびとちゃん

リストのピアノ編曲は、全部譜面を持っています。
(弾けないけど・・・(笑))
ワイセンベルクの演奏では、聴いたことがありません。
機会があれば、聴いてみようと思います。
by みどりのこびとちゃん (2007-04-27 22:19) 

なるたる

たらり~、鼻から牛乳w。
by なるたる (2007-09-29 15:13) 

なるたる

たらり~、ポタポタ~ww。
by なるたる (2007-09-29 15:15) 

Cecilia

冒頭の旋律、トン・コープマンはラソラソラ~と弾いています。
最初は違和感がありすぎましたが、慣れました!

嘉門達夫の歌ご存知だったのですね。(笑)
by Cecilia (2008-04-20 17:10) 

みどりのこびとちゃん

冒頭の弾き方は、本当にいろいろあるみたいです。

でも、そんなことを気にしなくなるほど、
全体の構成は、すばらしい。
by みどりのこびとちゃん (2008-04-20 23:32) 

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