花の曲（シューマン） [シューマン（ロベルト）]
今日（６／８）は、シューマンの誕生日である。
（って、別のブログでもすでに書かれていましたが・・・）
ということで、今日の音楽日記は、シューマンの曲にした。
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実は、私は、クラッシックのピアノ音楽を聴き始めたころ、
シューマンのピアノ音楽は、どうも気があわなかったのですよ。
シューマンさん、ごめんなさい。
最初の頃、ちょっと敬遠していたのですよ。
そして、唯一、気があったピアノ音楽が、ピアノ協奏曲だけだった。
しかし、自分で、ちょこっとピアノを弾く（？）ようになって、
この考え方は、少しずつ変わった。
外面的な華やかさやはないにせよ、
現在では、シューマンは、ショパンやリストより、
ロマンティストだったんだではないかと、と感じている。
それはなぜだろう。
シューマンの音楽は、恋をしなければ、理解できないのではないか。
（ははは、冗談です。こんな文章は、私には絶対に似合わない・・・）
ではなくて、
シューマンの音楽は、リストやショパンと別の次元で、ピアノを鳴らしていると思う。
なんというか、音の高低がどうだとか、構成がどうだとか、等ではなく、
うまく書けないが、全体としての音のピアニスティクさが聞こえてくれば、
よさがわかる気がする。
それなら、シューマンのピアノ曲を一曲、紹介しろと言われれば、
私なら、【花の曲 作品１９】を推す。
（トロイメライもいいが、一応、組曲の一曲ですので・・・）
この【花の曲】という曲は、６～７分程度の曲だが、
シューマンのロマンティクな面が非常にでている曲だと思う。
ピアノという楽器の音がこんなに、ロマンティクなんだ
ということを再認識するのに十分な曲である。
知らない人は、是非聴いてもらいたい。
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さて、最初のころからのこの音楽日記のファン（そんな人は、めったにいない）には、
わかったかもしれない。
上記の文章は、昔の音楽日記のシューマン作曲【アラベスク】の文章の一部を
書き直したものである。（まあ、３ヶ月前かな、許してね）
別に手を抜いたわけではない。（きっぱり）
シューマンのピアノ曲では、
【アラベスク】作品１８ と 【花の曲】作品１９ は、
まるで、姉妹のようによりそっている、ロマンティックで、心温まる２曲なのである。
私の頭の中では、この二曲は、イメージとして、とてもとても似ているのである。
私がもっている【花の曲】の楽譜は、ブライトコップ版で、
その楽譜には、以下のような文章が書いてある。
「・・・あたかも羽のようなデリケートな打鍵で、やわらかく演奏しなければならない・・・」
そう、本当に、ふわっと浮かんでいるような演奏が私は、理想だと思う。
しかし、有名なピアニスト、ホロヴィッツのこの曲の演奏は、
ふわっと浮かんでいるような演奏でないのに、とても惹きつけられる演奏である。
（最後が楽譜通りでなく、最初の主題を回想して終わる独特の演奏ですね。）
イメージとは、合わないのに、惹きつけられる。
これは、これで、とても不思議なことだ。
さて、【花の曲】ということで、昨年度バラ園に行った時、携帯でとった
私の好きなバラの写真を載せてみようと思う。
赤バラは、アントワネットでしたか・・・・・（笑）
初めまして こんにちは。
今月末 7月27日でシューマン没後150年で有ることに気が付いて
色々と検索していたらココへ辿り着きました。
私も「花の曲」が大好きです。
素人で譜読みの遅い私にはトロイメライよりもはるかに大変な曲ですが
ナントも言えない 柔らかなメロディーに惹かれて
私のお気に入りの1曲になっています。
私もシューマンはロマンティストな人だと思います♪
by BGM (2006-07-09 22:46)
ＢＧＭさん。コメントありがとうございます。
私もシューマンは、ロマンティストだと思いますが、
音名で曲を作ったり、ユーモアもある作曲家だと思います。
花の曲もアラベスクもいい曲ですよね。
by みどりのこびとちゃん (2006-07-10 21:23)