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ホルベアの時代から(グリーグ) [グリーグ]

北欧の作曲家グリーグと言えば、
まずは、ペールギュント組曲か、ピアノ協奏曲だろう。
もちろん、この二曲とも私は大好きだが、
実は、私が、グリーグの曲の中で一番好きなのは、
弦楽合奏で有名な組曲【ホルベアの時代から】なのである。

この曲は、5曲からなっており、すべてが、バロック風で優雅な曲想である。
 一曲目 前奏曲・・・・・もう気分が、すっーとすること間違いなしのすばらしい曲
 二曲目 サラバンド・・・北欧のバロックというイメージ
 三曲目 ガボット・・・・懐かしい感じがする軽い曲
 四曲目 アリア・・・・・宗教的にと指示された落ち着いた曲
 五曲目 リゴードン・・・プロヴァンス地方の舞曲

もし、この曲を聴いていない人は、是非、最初の前奏曲だけでも聴いてほしい。
何年か前に、クジラが泳ぐCMに使用されていたが、
(何のCMかは、まったく覚えていない・・・)
聴いているだけで、さわやかになる。

不思議なことに、私は、この前奏曲を聴くと、元気がでてくる。
弦楽合奏の為、大音量でガンガンする曲でないのだが、
すごく元気がでるのである。
そして、そのほかの曲も、特徴があり、
優雅なバロック時代を彷彿させる。
(現代音楽もたまにはいいですが、このような音楽は、本当に幸せを感じる。)

この曲、聴くのももちろんいいけど、
多分、演奏者の方も、すごく楽しい曲ではないだろうか?
演奏者に一度聴いてみたい。

ところで、グリーグは、まずこの曲を
ピアノ独奏曲として書いたのを知っているだろうか?
ピアノ曲の翌年に、作曲者自身が弦楽合奏曲に編曲している。

今では、弦楽合奏の曲と知られているが、
ピアノ独奏版も、カツァリスのピアノ等で、CDで聴ける。

不思議なことに、ピアノ大好き人間の私は、
この曲に限っては、ピアノの方が原曲であるにもかかわらず、
弦楽合奏の演奏の方が好きなのである。
これは、めずらしいことなのです。

なぜだろう
弦楽合奏の音色は、北欧の貴族の優雅な時をイメージさせるからかもしれない。
(北欧にも貴族がいたのか知らないけど・・・・・)

北欧には、いつか旅行に行ってみたいなあ


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Cecilia

DVDを拝見させていただき、一発で気に入りました。(前奏曲)
そこで比較のため他の演奏も聴いていますが、いいですね~!
とても前向きな気分になれます!

実は前々からこちらでこの曲が気になっていて、聴かなくちゃ・・・と思っていたのです。
by Cecilia (2008-04-07 13:50) 

みどりのこびとちゃん

【ホルベアの時代から】は、もっと、宣伝して、
みんなに聞いてもらいたい曲です。

北欧のバロックという感じで、素敵ですよね

前奏曲は、元気がでるし・・・
by みどりのこびとちゃん (2008-04-07 22:45) 

Cecilia

いつも見ているこのサイトにもこの曲のことがありました。

http://blog.goo.ne.jp/nybach-yoko/e/95326970fc1f590b1b45a83bbd6828da
by Cecilia (2008-04-08 09:46) 

みどりのこびとちゃん

見ました。うーん。さすがですね。
私なんぞは、弦楽のスコアとピアノ譜は、単に音が、間違っている
と思っていましたからね(笑)

by みどりのこびとちゃん (2008-04-08 23:44) 

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