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超絶技巧練習曲より【鬼火】(リスト) [リスト]

今日は、節分である。節分と言えば、豆か鬼。
無理矢理、豆か鬼の付く、ピアノ曲を一生懸命考えたが、
この曲しか思い浮かばなかった。(きっと、まだあるよなあ・・・)

さて、鬼火というのは、西洋では、人の形をした火で、森の中へ、人を誘うものらしい。
きっと、日本でいう、ひとだま(火の玉)みたいなものですね。

ちょっとここで、曲とは関係ない話を少々。
皆さんは、ひとだま(空中をふらふら飛ぶ火の玉のことですね)を見たことがありますか?
実は、私は、二回見ている。両方とも小学生の時である。

一回目は、5人で遊んで買える途中、夕方、学校のそばを歩いていたら、
誰かか、大声で、「ひとだまだ!」といったので、見たら、火の玉が浮かんでいた。
みんなで急いで逃げて帰った覚えがある。
ただ、この時は、友達の声にひょっとしたら、だまされたかもしれない。
見たような、見てないような気がするのである。

二回目は、一人で、犬の散歩をしていた時である。
夕方自宅近くで、はっきりと、ひとだまが浮かんでいるのを見た。
なぜか、その時は、まったく怖くなく、ゆっくりと動くひとだまを、じっと見ていた。
いつのまにか、それは、ぱっと消えた。
この時の記憶は、今も鮮明に頭に残っている。
あれは、なんだったのだろう。

しかし、大人になって、ひとだま(火の玉)は一回も見たことがない。
トトロや、真っ黒くろすけ と同じで、大人になると見えなくなるのだろうか?
ちょっとだけ悲しいな。
(みどりのこびとちゃんは、時々見えるが・・・(おいおい大丈夫か・・・))

さて、話がずいぶん横道にそれたが、今日の音楽日記は、
リスト作曲の超絶技巧練習曲より鬼火である。

軽やかに、正確に、音のばらつきがなく、まるで、空中に浮かんでいるかのように弾けば、
気分は、もう鬼火である。(笑)
しかし、超絶技巧練習曲というだけあって、
この鬼火の雰囲気を表現するのは、非常に難しい曲である。
バリバリひくだけではない決して表現できないことである。
鬼火という題名は、後で、付けたものらしいが、この曲にぴったりである。

しかし、この曲の雰囲気の鬼火に森の中で会ったら、
すーっと、付いて行きそうな気がする。
練習曲なのに、空想の世界が膨らむ曲である。

さて、明日から、月曜まで、スキーだ。
スキー場で、夜、ひとだまでも見られないかなあ
(今、大人になって見たらちょっと怖いかもしれない・・・)


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