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ボヘミア風舞曲(ドビュッシー) [ドビュッシー]

ドビュッシーと言えば、月の光 や アラベスク 等のピアノの人気作品が、
数多くあるが、このボヘミア風舞曲は、無名ではないにしろ、
あまり、弾かれることが少ない。
(せめて、同じ作曲者の 夢 ぐらいは、弾かれてほしいと願っている。)
実は、何年か前(かなり古い)にCMで使用されるまでは、私は知らなかった。
その時のCMは、オーボエ編曲だったが、旋律が気に入り、
すぐピアノ譜面とCDを買った記憶がある。

この作品は、ドビュッシーの最初期の作品で、ドビュッシーが、
メック夫人(あのチャイコフスキーのパトロンですね)の家庭教師(知ってました?)
をしていた時に作曲したものだそうだ。
この曲の特徴をメック夫人は、次のように言った
「愛すべき作品だが、短すぎて・・・」

その通りである。とてもとても、愛すべき作品だ。
特徴的なリズムと旋律は、一度聴いたら忘れられないし、
途中にカデンツァもちょっと入ってピアニスティックな場所もあるし、
短い曲だが、私は、短い曲は好きだ。
(それになんといっても、技術的にあまり難しくない。
いいかげん素人ピアノ弾きの私にとっては、とてもありがたい。)
ちょっとしたサロンコンサートには、うってつけの曲ではないかと思っている。

まあ、あまり弾かれないのは、ドビュッシーの特色と言われているのが希薄だからだろう。

作曲家のイメージが中期~後期の作風で固まってしまうと、
初期の作品が無名になるのは、しかたないだろう。
しかし、一流の作曲家には、やはり、初期作品にもそれなりのものがあるなあ。
「なんとかは、双葉より、なんとか」という言葉もあるし、・・・
(あれっ、思い出せない。後でしらべよう(笑))

しかし、ボヘミア風という題名のイメージだけでも、
フランスの作曲家、ドビュッシーには、似合わない気がする。
私は、ボヘミアというと、クイーンを思い出すはなぜ?
(まっとうなクラッシックファンなら、スメタナか)


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