野ばらに寄す(マクダウェル) [マクダウェル]
今日こそは、大曲と思っていたが、またまたピアノ小品である。
アメリカの作曲家マクダウェルの森のスケッチから、「野ばらに寄す」である。
これもとってもいい感じの曲である。(って私だけかもしれないが・・・)
ピアノで弾こうとすると、なぜか、弱々しく弾いてしまうが、
ある程度、しっかり弾くのが、私の好みである。
(なぜか薔薇のイメージが弱々しいイメージではないのですよ)
ものすごーく単純な旋律だが、それが、また魅力である。
テンポをちょっと落として、家で一人で弾くと、雰囲気がでる。
しかし、なぜか私には、アメリカの森のイメージはわいてこない。
庭の中に凛々しく咲いている一輪の薔薇のイメージである。
ささいな問題が一つある。
41小節目からの低音のAを左手が小さいと、ずっーとのばせないのである。
これは問題だ。ペダルを踏むと、コードが濁るし、右手でとるわけにもいかない。
みんな、どうやって弾いているのだろうか
まあ、手の大きい人は、問題ないのだが・・・・
マクダウェルのCDはピアノ協奏曲(全2曲)も持っている。
一番の曲は、かなり印象が薄いが、(マクダウェルさんごめんなさい)
二番は、グリーグのピアノ協奏曲に似て、かっこいい曲だ。
実演で聴いてみたい曲だ。
ネットで調べると、ピアノソナタも四曲作曲しているみたいなので、
暇があれば、是非聴いてみたいと思っている。
なぜかというと、ピアノソナタの名前が
「悲劇的ソナタ」
「英雄ソナタ」
「北欧」
「ケルト風」
である。名前だけで、ちょっと聴いてみたい気がする。
(ははは、私は結構そんな理由でCDを買って散財しているのです。)
さてさて、次こそは大曲の感想を書くぞ
夜中すんません。
ずいぶん前のですが、コメントが無いもので、書いてみました。
マクダウェルは私も好きです。この曲だけが有名な感がありますが、
ほかも良いですね。
ナクソスで「お坊ちゃま的ロマン」とか書かれてましたが、育ちの良い、
でもちょっと冒険してみたり(和声)、ものすごく傷つきやすかったり、
繊細な音楽です。
アカデミックな奏法でいて、聞こえてくる音には確かに
「トムソーヤー」的なアメリカの土の香りがします。そこがまた良い。
マクダウェルは晩年恵まれなかったようです。
なんとなくそんな儚げな予感もさせます。
2番の協奏曲もよく聴いてます。もっと演奏、録音してほしいです。
マクダウェルのピアノ曲は、ppで鳴ってたと思うと、
いきなりffで分厚い和音がジャーンときたりして、録音が難しいのかも。
聴くほうもオーディオがヘタれだと大変です・・・
ソナタは「英雄」と「北欧」しか聴いたことがないですが、
個人的には「北欧」が親しみがわきます。
「森のスケッチ」は、木管アンサンブル版があって、
吹奏楽のアン・コンなどで演奏されてるそうです。今CDを探してます。
by ローター (2007-08-23 01:59)
コメントありがとうございました。
この記事を書いた時は、まだコメント欄は、開放していなかったのですよ。
ですから、コメントが少ないのですね
ピアノ協奏曲もすきです。(グリーク似だけど・・・)
マクダウェルのピアノソナタは、聴きました。
どれも、ちょっと音の響きが厚いかな
by みどりのこびとちゃん (2007-08-24 00:18)