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プレリュード ハ長調(バッハ) [バッハ(J.S.)]

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
(って、いつまで続くかわからないブログですけど・・・)

さて、2006年最初の音楽日記の曲は何にしようか、と考えていたが、
小曲で技術的には非常に簡単だが、何度弾いても、奥の深い曲である、
バッハ作曲のプレリュード ハ長調を選んだ。(もっと大曲の方がよかったかなあ)
正確には、平均率クラヴィア曲集第一部の第一曲「プレリュードとフーガ」よりプレリュードである。
(正確に書かないと、プレリュードだけでは、同じ題名がバッハには、多くあって、
 わからないですよね。バッハのプレリュードでハ長調のものは、何曲あるのだろう・・・)

ここで、この曲のおさらいである。
・バッハのこの曲集は、第一部と第二部があり、全48曲よりなる。この曲は、
 その第一曲目にあたる。
・この第一曲のプレリュードは、フランスの作曲家グノーが、この曲の上に
 アヴェマリアの曲の旋律を書いたことで有名。
等々(もっと知りたい方は、ネットで調べてくださいな。)

ということで、曲紹介である。
この曲は、多分、ピアノをちょっと練習した人なら、おそらく確実に弾ける。
(音符が均一でない、なんて、厳しいつっこみをいれなければの話です。)
何度弾いても、飽きないのは、絶妙なコード進行にあるのだろう。
というより、この曲は、フーガの前の前奏曲ということもあるかもしれないが、
コード進行だけの曲である。
バッハという人は、このような曲を作らせたら、一流だ。
(有名なチェロ組曲の第一番のプレリュードも絶妙なコード進行で、心を打つ曲です。)

ハープシコードの音色で小さい音で、室内音楽のように弾いても
(目をつぶると、そこには、貴族達が・・・)
ピアノの音色で、ペダルを使わず、乾いた音で弾いても
(目をつぶると、そこには、コンサートホールが・・・)
ピアノでペダルを思いっきり使用し、大音量で弾いても、
(目をつぶると、そこには、「その弾き方は間違っている」という批評家の姿が・・・えっ)

いいなあ、この曲。
本当は、フーガの部分も一緒にして、一つの曲なのですが、
今の私には、このプレリュードだけで十分です。
この曲集の48曲全部を続けて聴くのは、かんべんですね。
ただ、他の曲のプレリュードやフーガも一曲一曲は、すばらしい曲です。

私の見果てぬ夢の一つであるピアノリサイタルを開くとしたら、間違いなく
第一曲目の曲である。(簡単だしね(笑))

さて、今年も一日一回のペースでピアノ曲を中心に、個人的な音楽日記をつけて
いこうと思います。
(なぜか、愛の挨拶にniceが入っていた。知らない人が読んでくれてると思うと、
 嬉しいですね。ありがとうございます。)


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