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古風な組曲 (ハルヴォルセン) [ハルヴォルセン]

過去の音楽日記の中でも書いたことがあるのだけど、
クラシック音楽を聴き始めて、しばらくすると、
誰でもそうかもしれないのだけど、
<皆が知らない名曲>とか<私だけの名曲>
を探して、いい曲が見つかると、一人ニャっとしたものです(笑)
まあ、昔は、ネットといものが無かったので、
音源を捜すだけでも大変だったのですが・・・

そんな昔の時期に、私の愛読書?が二冊あって、
[無名名曲観賞会]という本と、
「二十世紀音楽の楽しみ」という本なのだけど、
なかなか、マイナーな曲だけど、名曲ではないか
という曲の紹介の本でした。

まあ、その中の曲を聴いて、えっ、そうか?
と思う曲もあったけど、
この2冊共に紹介されていた曲で、
確かに無名だけど、私も、かなりの名曲だと
感じた曲を紹介しましょう。

今日の音楽日記は、ノルウェーの作曲家ハルヴォルセン
の管弦楽曲【古風な組曲】です。

ハルヴォルセンは、1864年生まれの作曲家で、
グリーグの姪と結婚したそうです。
まあ、興味ある方は、詳しくは、ネットでしらべてくださいね。

一番有名な曲は、ロシア貴族の入場 だと思いますが、
他の曲は、ほとんど、知られていないのではないでしょうか?
(交響曲も3曲書いているみたいです。すいません私、聴いてないです)

さて、古風な組曲 です。
管弦楽の為の組曲で、5曲からなっています。
序曲、ジーク、アリアと変奏、サラバンド、ブーレ
です。(順番が違う演奏もあるみたいです)

どの曲も、自然な音楽で、とてもとても優雅で、
それでいて、30分程度の時間を感じさせない曲です。
グリーグの有名なホルベルク組曲をもっと洗練したといっても
いいかもしれません。

でもね、それだけだと、こういう曲って結構あると思うのです。
この曲が私が名曲であると勝手に思っている理由は、
・次々に出てくる旋律が、本当にとってもいい。
・バロック風なのですが、管楽器の使い方が見事にとけあっていて
 北欧のロマンがすごく感じられて、独特な味を出している
・こういう古風なバロック風の曲なのに、イメージが湧く音楽
・組曲のバランスが最適
・多分、演奏者も気持ちいい

サラバンドなんて、泣けてきます。
アリアと変奏もいいなあ。

うーん、でも、この曲、無名ですよね
普通の曲ですが、いい曲です。お勧めです。
halvorsen suite ancienne
で動画サイト検索すると、
いろいろな演奏が聴けますよ。
是非。


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