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交響詩【人、山の上で聞きしこと】(リスト) [リスト]

おっと、昨日10/22は、フランツ・リストの誕生日だったのをすっかり忘れていた。
今年は、生誕200年なのに・・・

ということで、今日は、リストが始めたと言われている
交響詩というジャンルの最初の曲を紹介しよう。

今日の音楽日記は、リスト作曲
交響詩【人、山の上で聞きしこと】です。

で、交響詩というのは、どういうものかと言うと、
管弦楽曲で、標題を中に含んでいるのだけど、
川の情景とか、山の情景とかだけでなく、
絵画の印象や、文学や、詩などを音楽で表現したものです。

で、自然の描写音楽の交響詩なら、音楽を聞いて、
なんとなく、イメージ可能なのですが、

絵画や文学を音で表現するとなると、
これが、なかなか、音楽だけ聞いても、基になったものがわかるか
というと、これがなかなか、イメージできないのも事実で、
なかなか、難しいのです。

で、リストの交響詩第1作と言われる【人、山の上で聞きしこと】ですが
この曲、自然の声と悩める人間の声の二つを対比する音楽となっています。
演奏時間は、約30分。

リストの最初の交響詩だあって、とても、わかりやすい旋律で
構成されています。

最初のブルックナー開始のような、自然の描写。
自然の美しさと力強さを表した主題。
そして、人間の苦悩?を表した主題。
これらが、絡み合い、そして、
最後の部分は、本当に美しい浄化された音楽となって終わる
(この最後の部分は、好きです)

ただ、この曲、まったく人気はないし、
演奏会のプログラムにものらない。
多分、いまいち、途中の部分が地味だからじゃないかなあ
と思っている。
これで、途中の部分をリヒャルトシュトラウスのアルプス交響曲のような
響きにしたら、最後の部分が、すごく、引き立つのになあ・・・
なんて、勝手に考えているけど、
リストの管弦楽の響きは、これがまた特徴かもしれませんね。

リストの交響詩は、全13曲。
一応、交響詩全集のCDはもっているけど、
13曲を続けて聴こうという気分になることが、これから、
あるのかなあ・・・
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