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タランテラ(リスト) [リスト]

あーあ、忙しいし、やることがいっぱいある。
最近のこの忙しさは、いったいなんなんだあ・・・
と、たまには、ブログで愚痴るのも、いいかもしれない(いいわけないだろう・・・笑)

さて、クラッシック音楽の好きな人は、こんな時にどうするのだろう?

 1.宗教曲や、弦楽合奏のゆっくりした曲を聴いて、心を安らかにする。
 2.管弦楽なら大音量のガンガンした曲、ピアノなら超絶技巧のバリバリの音楽を
   聴いて、ストレス発散だあ・・・
 3.訳のわからない現代音楽を聴き、現実逃避だあ・・・
 4.そんな時に、クラッシック音楽は似合わない。やっぱロックだぜ、イェー。
 5.音楽は聴かない。音楽の無い静かな環境で、過ごす。

さて、忙しい時のストレス解消。あなたなら、どれ?

さて、私は、うーん、気分によって、違うけど、2が一番多いかもしれない。

ということて、今日の音楽日記は、
ピアノの魔術師フランツ・リストのピアノ曲【タランテラ】である。
(オイオイ、いつものように、前置きが長いぞ・・・)

さて、タランテラという曲名はいろいろな作曲家が書いている。
調べてみると、イタリアの3拍子か6拍子の早い舞曲で、
イタリアのターラントという街で生まれた舞曲という説と、
タランティラという毒グモにかまれた時に、
毒を体の外に出すための舞曲という説があるらしい。
まあ、どちらにしろ、速くて、飛び跳ねるような舞曲であることは、間違いない。

リストは、巡礼の年報という曲集を作曲している。
全4集26曲からなる曲集で、
リストのいろいろな面をみることのできるピアノ曲集だ。
その中で、第2年追加「ヴェネチアとナポリ」という曲集があり、
その3曲目に【タランテラ】がある。

リストが、速くて飛び跳ねる舞曲の【タランテラ】をピアノ曲として作曲したら、
どうなるか?

そう、予想を裏切らない、技巧的で、バリバリの曲となっている。
ストレス発散に聴くには、うってつけだ(そんな風に聴くなよ・・・)

曲は、低音の序奏で始まり、
左手の単純な伴奏の上で、右手のスッタカートの単音のタランテラ主題が弾かれる。
ちょっと盛り上がって、
中間部のとてもとても美しい、ナポリのカンツォーネの歌になる。(この箇所いいです)
しかし、派手な装飾音符が入り、
そのうちに、譜面を見ているだけで、とても楽しい? 細かい音符のオンパレードとなる。
(本当に譜面を見ているだけで楽しいです。まったく弾けませんから、ハイ)
そして、派手派手の終結部となる。

この曲、内容は無いという人がいるかもしれない。
それは、それでいいじやあないかと思う。
そう、そんなことを考えずに、バリバリ弾くことにこの曲の存在意義があるのだ。

しかし、この曲を聴いていいことは、
とても、私には、手がでないので、ピアノで音を取ろうと思わないことだな(笑)

「ヴェネチアとナポリ」、どちらも一度は、行ってみたいなあ・・・
スパゲッティもおいしそうだし・・・


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