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ピアノ協奏曲(プーランク) [プーランク]

昨日からの疲れがまったく抜けない。
こんな時は、静かな音楽か、軽い音楽を聴くに限る。
ということで、今日は軽く聴ける音楽(決して悪い意味でない)である。

プーランクという作曲家を知っているだろうか?
フランスの作曲家で、合唱曲に傑作が多いが、
軽妙なウィットに富んだ作品も、数多く作曲している。

このピアノ協奏曲には、派手な技巧を誇示する場所もなく、精神的に重くもなく、
オーケストラとピアノが張り合うといった場所もなく、音楽がただ単純に流れていく。
プーランク自身が、「旋律の協奏曲」と言ったように、いろいろな楽しい旋律が、
次から次へと出てくる。まるで万華鏡のような作品である。
(実際、一楽章の最初の主題は、まるで、コーヒールンバの様な旋律である。)

さて、この曲からは、どんなイマジネーションがわくだろう。
私は、聴いていて、まるで華やかなパリの町並みを歩いているような感覚になった。
セーヌ川、凱旋門、カフェ、ワイン、街角でざわめく人々、等々

でもね、私は、実際にパリという都市に行ったことがないのですよ(笑)
行ってみたいよなあ。(行ったことがないからイマジネーションがわくのです)

プーランクのピアノとオーケストラの為の作品は、この他に、
2台の為のピアノ協奏曲、田園協奏曲、等があり、
どれもこれも、とても楽しい旋律が満載である。
(特にチェンバロ版の田園協奏曲はお勧めです。)
チャイコフスキーやラフマニノフやベートーベン等のピアノ協奏曲にちょっとだけ
疲れた時には、最適ですよ

ということで、今日の私にぴったりの曲が見つかって
私は、今、幸せなのである。
(と言うより、疲れてるなら、音楽なんか聴かないで、さっさと寝ればいいのにね。
 それができないのですよ。)


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